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勝「俺Aのこと好きだよ。その指輪、まだ持っててくれてると思ってなかった…。




…ありがとな」




A「…うん。わたしも好き。小さい頃からずーっと。勝利…、ずっとこうなってほしいって…




思って…」




急に俺の体に寄りかかったA。




勝「A…?A!」




彼女は顔を真っ赤にして気を失っていた。




?「勝利?なにしてんのこんな時間に…ってA!?」




勝「葵!聡!Aが熱出して…!」




聡「!俺んちすぐそこだから!運ぼう!」




葵「うん!勝利早く!」




勝「分かった!」




ーーーーー
聡「はい、ココア」




勝「サンキュ…」




葵「で、なんで2人はあの公園にいたわけ?そんでどうしてAはびしょ濡れになってんのよ」




聡「勝利責めるなよ葵。2人にだって事情があるんだろ」




葵「だけどさ…」




勝「Aに呼ばれてたんだ。夕方からあいつずっと公園にいたのに…俺がすぐに行かなかったか




ら…。また俺のせいで熱出して…」




葵「告白されたってわけね。で、なんて返したの」




勝「付き合ってって俺から言った。そしたら…葵「おっそい!!」えっ?」




葵「遅いっつーの!今までAがどれだけ気持ちをあんたにぶつけようとしてたかわかる?




そのたびに逃げて、Aから目そらしてたのは誰よ!?なのに今さら自分から付き合ってって




言った!?当たり前でしょうが!」





勝「…。」




聡「葵落ち着けって…。これは勝利とAちゃんの問題じゃんか…。俺らが口出すことじゃない」




葵「…分かってるよ。まぁ決めるのはAだし。けど、次A傷つけたら今度こそ許さないから




ね。分かった?」




勝「…はい」




こいつらにも感謝しなきゃ。




…ありがとう。




口には出さないけど、ほんとに感謝してるよ。

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moe(プロフ) - 1030さん» 嬉しいです!ありがとうございます。 (2020年10月7日 6時) (レス) id: 7bc80cdfc6 (このIDを非表示/違反報告)
1030 - 今更読んで最高だと思いました。 (2020年10月7日 3時) (レス) id: 623ffad333 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:moe | 作成日時:2019年8月2日 16時

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