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霧に包まれて ページ3

気がつくと、濃い霧中にいた。遠くで誰か私を呼ぶ。オンニだ。と、直感で感じる。
『オンニ?オンニだよね、どこにいるの?!』
オンニの声の方ヘ霧の中を進んでいく。
突然視界が晴れた。するとそこは辺り一面の花畑だった。そこに1人で花冠を作るオンニがいた。
『オンニ!』
sy「A、私とお話しようか。」
『うん。』
sy「A、初等学校の時、転んで泣いて私の教室まで来たの覚えてる?あの時ね…」

sy「オンニはいつもAの味方だよ。これからもAの事見守ってるからね。」
急にそんな事言い出すから、私にはその後に続く言葉が分かってしまった。
『オンニ、嫌だよ一緒にいてくれないと。』
sy「大丈夫だよ。A、あなたの周りにはたくさん、あなたの事を大事に思ってくれる人がいる。安心して」
オンニは作った花冠を私の頭に優しく乗せた。
ビューっと風が吹くとさっきまでそこにいたはずのオンニはいなくなっていた。
『オンニ』

目が覚めると、見慣れた天井で今まで起こった事全て夢だったのではないかと錯覚してしまうほどだった。
「A‼」
ほら、私の大好きなオッパ達。
そうだ、全部夢だったんだ。怖い夢だな。もう一生見たくないや、
『オッパ達、』
ほら早く言ってよ、いつも私が怖い夢見た時みたいに、大丈夫だよ。みんないるよって。
jn「A、聞いたよ」
やだよ、やめてよジンオッパ。それ以上言わないで。普段嘘をつかないあなたが言ってしまったら、真実になってしまいそう。
th「ソユンヌナの事、A、僕達はいなくならないからね。」
やだ、やめてよテテまで、いつもみたいに口を四角くして笑ってよ、そんなに悲しみに満ちた目で見ないで、
nj「り"あ"、ごめ"んな、」
ナムジュンオッパ泣かないでよ、なんで謝るの、
jm「……。」
ジミンったら、黙らないでよ、いつものお喋りさんはどこにいったのよ、
yg「……」
ユンギオッパ、普段頭なんて滅多に撫でてくれないじゃん。
jk「……」
ぐぅちゃんってば、いつもみたいに抱きついてよ、ヌナヌナって、悲しそうな目で私の事見つめないで、
hs「ごめん、僕どうしたらいいか分からなくて、」
ホビオッパ、いつものうるささどこいったの、こうゆう時こそ、ホビホビでしょ、

あぁそうだ、これが現実なんだ。オンニは、オンニは死んだんだ。









  『オッパ達、私は大丈夫だよ』

わたしは大丈夫→←始まり



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作者名:A mu | 作成日時:2021年4月2日 1時

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