天使と悪魔

２ ページ24

タラ、、、


冷や汗がたれる。


な、何だろ、、、


え、私いじめられるの？


愛子さんみたいになるの？


やだっ！


やだよぉっ！


唇を噛み締めながら、奏芽についていく。


つれてかれた場所は、空き教室だった。


不安な気持ちがブワブワとふきでてくる。


空き教室に入ったところで、くるっと奏芽がこっちを向いた。


顔をしかめて、ぎゅぅっと唇を噛む。


何、何を言われるの、、、


が、


突然、奏芽がバッと頭を勢いよく下げたの。


えぇぇっ！？


１人でビックリしていると、


「ごめんっ、ごめんね有希！」


えぇぇっ、私なんかされたっけ？！


っていうか、私が一方的に最悪なことしてるだけだよね？！


「あたしっ、有希が紫花さんに逆らえないだけなのに、有希を責めて、睨んで、突き飛ばして、、、」


「ほんと、サイテーだよね、ごめんっ、！」


私が悪いのに、、、


「わ、私こそごめんねっ！」


私も、頭を下げた。


奏芽は、え？って顔をした。


「私、いくらさくらちゃんに逆らえないとはいえ、人がいじめられてるのを傍観するなんて、、、」


「すっごく後悔してる、、、」


私の目から、ポタポタと涙が出てきて止まらない。


制服をどんどん濡らしていく。


「もー、有希ー。泣かないでよぉ！」


そう言いながら、奏芽も泣いている。


「もう、ほんとにほんとにごめんねーっ！」


ふ、ふぇーんっ！




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

流雲です。

更新しないとか言っといて、ごめんなさい笑

できるときは、したいと思います！

読んでくれるとうれしいです♪

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