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二人はドアを開けてくれると、そのまま下に降りていった。
北斗は、寝ているのかわからないけどベットで横になっている。
私は歩くと少し痛むがベットに向かった。
寝ている北斗をトントンとすると、ゆっくりとこっちを向いた。
松 「あ、、、、あぁ、、、」
私と目が合うと、言葉にならない声で北斗は涙を流し始めた。
私 「北斗、ただいま。」
私は北斗を抱きしめた。
生きてるよ、安心して、元気だよって伝えるために。
〜松村side〜
今日も何も変わらない毎日を過ごしてる。
眠れないのに、ベットに横になり一日を過ごしてる。
そういえば、今日珍しく夢を見た。
Aと二人で白い道を歩いてる夢、
この夢がいつまでも続けばいいのにと思い再びAを見るとAもこちらを見てる
松 「どした、A」
私 「〜〜っ、〜〜〜、」
松 「なに、なんて言ってんの?」
私 「〜〜〜〜、〜〜〜〜〜〜〜」
松 「わかんないよ、A。なんて言ってんの?」
次の瞬間、Aの身体が車に飛ばされた。
急いでAのもとへ行くと、Aはこっちを見ながらこう言った。
私 「北斗が私を殺したんだよ。」
ヤダ、やだやだ。俺のせいだ。
こんな夢、いやだ。早く覚めて、お願い。
そう思っていると、誰かが俺をトントンしてる。
意識がフッと戻り、夢が覚めた。
メンバーの誰かが起こしてくれたのかな、身体を起こしてみると、、なんで、、、
そこにいるのはAだった。
Aは俺の身体を抱きしめてくれた。
まるでさっきの夢は嘘だよ、生きてるよって。
何分そうしてただろう。きっとホントはそんなにかかってないだろう時間でも、今の俺には長く感じた。
涙でグシャグシャになった顔を見られたくなくて、必死に手で涙を拭う。
やっと落ち着き、俺は再びAの顔を見た。
松 【いつ、起きたの?】
私 【昨日だよ】
松 【ごめんね、俺のせいでこんなに怪我しちゃって。】
俺はAの頭に巻いてある包帯を撫でた。
私 【北斗は?怪我なかった??】
松 【俺は、無い。】
私 【私は北斗の事、大切だから守ったんだよ。】
私 【北斗が自分を責めることはない。】
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しずく - すごく面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年3月14日 21時) (レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます!これからも更新頑張ってください! (2021年1月22日 7時) (レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちこ | 作成日時:2021年1月17日 1時