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〜SixTONESside〜
あれから2日が経ち、SnowManの残りのメンバーも全員お見舞いに来てくれた。
目黒としょっぴーは片時もお嬢様から離れず、最後は舘さんに引きずられるように病室から出されていた。
もう1つ、北斗が目が覚めた。
今度はパニックにはならず、医師からの了承も得て北斗は無事退院した。
今は3と2に分かれてローテーションでAと北斗のことをみてる。
北斗はあれから部屋から出ることもなくご飯も渡しに行ってもちょっとしか食べられなくなっていった。
今日は樹とジェシーがAの病院に行ってる。
京 「そろそろ北斗ご飯食べないとやばいね。」
高 「この前慎太郎と一緒に食べたらちょっとだけ食べれたらしい。」
京 「俺、一緒に食べてくる。」
そういうと、高地が作ったご飯を上に持って上がっていった。
〜京本side〜
ドアを開けると今日も変わらずベットの上で寝てる北斗。
あれから2日くらいしか経ってないのにもう何日も寝てるようにみえる。
机の上にご飯を置くと、俺は紙を持ち北斗のもとへ。
京 【北斗、ご飯。一緒にちょっとでもいいから食べよ？】
そう見せると、案外すんなり動く北斗。
目にはクマができ、多分寝てるけど寝れてないんだろう。
松 【Aは？】
京 【まだ病院だよ。】
この会話も毎日してる。
京 【明日俺と慎太郎が行くけどどうする？？】
松 【行かない。】
外に出るのが完全にトラウマになってしまったのか、また自分のせいで俺らの誰かが傷つくと思ってるのか、それは本人にしかわからないけど、あれから一切外には出てない。
京 【今日はね、北斗の好きなとろろご飯だよ。】
松 【うん、ありがとう。】
京 【高地がね、摩り下ろしてたら自分の指もちょっと摩ってた。】
〜松村side〜
会話をしながら食べるのはいつぶりだろうか。
普段は気まずいはずの京本の話を聞きながらご飯を食べたのはいつぶりだろう。
俺はあれから何もできなくなってしまった。
人を失う怖さを知ってしまったから。
この前は慎太郎とご飯を食べた。
慎太郎は、言葉はないけどずっとこっちを気にして食べてた。
俺はとことん他人に迷惑をかけるんだなって改めて思った。
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しずく - すごく面白いです。更新楽しみにしています。これからも頑張ってください。 (2021年3月14日 21時) (
レス) id: 0ac6e112f4 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます！これからも更新頑張ってください！ (2021年1月22日 7時) (レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2021年1月17日 1時
