･ ページ8
田中さんがみんなのところに行ってる間に私は夕飯の準備をする。
高 「ごめんね、Aさん。」
私 「大丈夫ですよ？」
高地さんと喋っているとリビングに田中さんが戻ってきた。
田 「みんな相変わらずそうだね。」
高 「お前は？大丈夫なのかよ。」
田 「俺は、うん。大丈夫だよ。」
高 「ちゃんと飯食ってんの？また痩せたんじゃね？」
田 「だーいじょうぶだって、心配ご無用！」
私 「お話の途中すみません、田中さんこちらどうぞ。」
高 「あれ、おかゆになってる。」
私 「体調が優れていないようなので、胃に優しいものを少しでもと。」
ー樹sideー
久しぶりに家に帰ってきたら西園寺とかいう家政婦がいた。
俺は普段別のところで生活してる。
高地には唯一信頼できる奴っていってるけど、ほんとは俺を必要としてくれてる女のとこなんだけど。
色んな事を他人に言えずずっと抱えていたらどんどんマイナスな考えしか出てこなくなって、俺はSixTONESに必要とされてねぇんじゃねぇかとまで思いだして家を出たんだ。
そんな時に見つけてくれたのがいま一緒に住んでる子。
仕事であまり家にはいないけど、必ず帰ってきて俺の事を樹は私にとって大切な人だよって言ってくれる。
その子がいないと食べる気も動く気もないけど久々にメンバーがいる家に入るとどこか暖かい気持ちになった。
Aちゃんは俺らの話を聞いてすぐに料理を変えておかゆを作ってくれた。
一口食べたら心が暖かくなった。
久しぶりにあぁ、生きてるなって気がした。
私 「お味はどうですか？」
田 「うん、うめぇ。」
私 「ゆっくりお召し上がりくださいね(微笑)」
田 「なぁ、また作ってくれる？」
私 「お望みであればいつでもお作りいたしますよ。」
私 「皆さんを支えることが私のお仕事なので。」
田 「俺も含まれてるの？」
私 「当たり前じゃないですか。6人でSixTONES。ですよね？高地さん」
高 「もちろん、俺らはお前が必要だよ。」
田 「そっ、、か。。」
初めて俺はこんなにも暖かい人を見つけた気がする。
田 「高地、今まで任せっぱなしでごめん。」
田 「俺、こっちに帰ってくるわ。」
高 「おう(微笑)」
田 「Aちゃん、これから俺のご飯毎日作って！」
私 「お任せください(微笑)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1066人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら - 最近のお気に入りの作品のひとつになりました。更新楽しみしています。 (2020年12月9日 22時) (
レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
トマト女 - 続きがとっても気になります！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 5a323ea9c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もちこ | 作成日時：2020年12月1日 23時
