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渡 「でも、怪しまれないか？」
医 「大丈夫、注射は実際にしようと思うんだ。」
医 「まぁ、身体に支障の出ないビタミン剤とか、そういう系のものを入れるんだけどね？」
渡 「証拠は？いつできる？」
医 「後は、医院長のデスクにある借用書だったりかな。」
渡 「いつまで掛かりそう？」
医 「まぁ、いなくなればすぐにできる。」
渡 「わかった。」
医 「できるだけ、僕がそばにいれるようにするけど、他の患者さんの事もあるから、、、」
渡 「森本さんは？」
医 「今も眠ってる。」
渡 「そっか。。。」
医 「転院の手続きがなかなか進まないんだ。」
渡 「とんでもねぇな。その医院長。」
医 「早く終止符打たないと、せっかく西園寺さんがここまでしてても意味ないからね。」
渡 「そっちは任せたぞ。」
ガチャ
医2 「説明は終わりましたか？」
医 「はい、ある程度は。」
渡 「じゃあ、妹をよろしくお願いします。」
俺は部屋を出ていき、病室へ。
大丈夫だとは思っても、どこか不安になる。
右手を握ると、暖かく生きてるんだなってわかる。
渡 「毎日来ます。早くお目覚めを。」
監視カメラと盗聴器を仕掛け部屋を出る。
一度家に帰ると佐久間が戻ってきていた。
佐 「どうだった？？」
渡 「明日にでも決着つけれそう。」
佐 「演技だったとしても、ほんとに怖くなっちゃった。」
渡 「俺も、、、」
宮 「おつかれ、二人とも。これコーヒーね？」
佐 「ありがと、舘様」
目 「今お嬢様のこと見れるって事？」
渡 「これを、見たら、、よいっしょっ。」
携帯のモニターを見ると眠っているお嬢様がいた。
深 「ほんとに病気じゃないよね？」
阿 「いや、寝てるだけでしょ。」
岩 「まぁでも、そろそろ起きる頃だろ？」
佐 「少量ってゆってたでやんすよ。」
宮 「ちょっと動いてない？」
向 「ほんまや！起きてはるで？」
渡 「あれ、でも止まった。」
目 「いや、扉だ。」
宮 「誰か入ってきた。翔太音量上げれる？」
音量を上げると医者の声が聞こえてきた。
医1 「俺見たんです。あいつがビタミン剤入れてるの」
医2 「って事は、もうすぐ起きる頃か。」
医1 「恐らくですが、、、」
深 「やばくね？」
岩 「行こう。」
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さくら - 最近のお気に入りの作品のひとつになりました。更新楽しみしています。 (2020年12月9日 22時) (
レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
トマト女 - 続きがとっても気になります！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 5a323ea9c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2020年12月1日 23時
