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朝ごはんも食べ終わり、ラウを見送ってからみんなの顔が緊張しだす。
私 「よし！行ってくるね？」
渡 「また後で、お会いしましょうお嬢様。」
向 「くれぐれも無茶せんといて下さいね！」
岩 「お気をつけて、行ってらっしゃいませ。」
私が街で倒れたところを変装した大介が見つけて救急車を呼んでくれるっていう作戦。
私 「あぁ〜緊張するなぁ。」
あ、大介見えた。
私 「うっっっ。」バタッ
佐 「大丈夫ですか！？！？！？」
大介が声を上げると歩いてた人たちは私達に注目し始める。
佐 「すいません！そこのあなた！救急車お願いします！」
？ 「はっはい！！！」
ここまではシナリオ通り。
佐 「大丈夫ですよ〜今救急車呼びましたんでね！」
私は寝たフリを続けていると案外早く救急車がついた。
救 「すいません、どいてください。」
救 「どうされましたー？」
佐 「この人が急に倒れたんです。」
救 「運びます。一応ついてきてもらえますか？」
佐 「はい！わかりました！」
その場を離れ私は運ばれる。
救急車の中に入ると、救急隊の人が一応倒れた時に怪我をしていないか見てくれている。
救 「外傷はなさそうですね。」
佐 「良かったです。。」
それにしても、大介ほんとに演技がクサ過ぎる(笑)
救 「○✕病院に向かってください！」
運転している救急隊にそう伝え、後はつくのを待つ。
少し目を開けると、そこにはたくさんの機械が。
よくよく考えると、初めて救急車に乗った気がする。
大介を見ると誰かに連絡をしており、救急隊を見ると目が合う。
救 「話はお伺いしています。」(小声)
救 「私はあくまで救急車の中でしかお守りできませんが、どうかお気をつけて。」(小声)
私 「ありがとうございます。」(小声)
救 「もうすぐ着くので少しだけ眠たくなるお薬飲んでいただきます。」(小声)
私 「はい。」
薬は睡眠薬。それを見ると大介が不安そうな顔でこちらを見ていた。
私 「大丈夫よ、すぐ起きる。」(小声)
私 「あとはよろしくね？大介。」(小声)
佐 「任せるでやんす」(小声)
薬を飲むと、すぐに効果が出始め意識が遠くなっていった。
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さくら - 最近のお気に入りの作品のひとつになりました。更新楽しみしています。 (2020年12月9日 22時) (
レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
トマト女 - 続きがとっても気になります！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 5a323ea9c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2020年12月1日 23時
