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次は向かいの部屋の松村さんのお部屋へ、
松村さんは耳が聞こえない為、ドアの横にかけてある紙を持って中に入る。
高 「ちょっとまってね、」
高地さんはそう言うとドアのボタンを押した。
するとドアが少しだけ開き、高地さんは中に入った。
高地さんは紙とペンでこう書いた。
【今日から家政婦として働いてくれる西園寺Aさんだよ。】
すると松村さんは私の事を少しだけ見て紙にこう書いた。
【俺は女が嫌いだから世話はしなくていい。】
私はすぐさまこう書いた。
【はじめまして、西園寺Aです。】
【高地さんの負担を下げるため私は家事を基本としたお仕事をします。】
【一週間、働いてもしそれでも嫌であればすぐさま高地さんにお伝えください。私は辞めます。】
その文を見ると松村さんは少しびっくりしたような表情を見せた。
【では、私は失礼します。】バタン
高 【変わった人でしょ？】
松 【あいつ俺らのこと知らないの？】
高 【いや、知ってるよ？】
松 【俺は変われるのかな】
高 【俺も皆もいるから大丈夫だよ。】
高 【早く北斗に俺らの声が届くといいな。】
高 【晩御飯はどうする？】
松 【和食が良い、部屋で食べる。】
高 【わかった、持ってくるよ。】
松 【あの人が作るの？】
高 【俺がいいなら俺が作るけど】
松 【いや、いい。一週間ちゃんと見てみるわ】
この時点で北斗はどこか変わってきたのかもしれない。
高 【あんまり無理しすぎないでね、】
松 【あぁ。】
それを言うと俺は部屋を出た。
高 「大丈夫ですか？」
私 「大丈夫ですよ、松村さんはいつから耳が？？」
高 「ジェシーとそんなに日は変わりません。」
私 「そうですか、、」
高 「一つ聞いてもいいですか？」
私 「はい、なんでしょう？」
高 「どうして症状が始まったときを聞くのですか？」
私 「急に目が見えたり、急に耳が聞こえだしたらびっくりしません？」
私 「その為に少し勉強をと、」
高 「勉強、、？」
私 「はい、私にできる事はメンバーの皆さんを支えることですから。」
高 「？」
私 「では、次森本さんのお部屋に行きましょうか。」
高 「はい(微笑)」
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さくら - 最近のお気に入りの作品のひとつになりました。更新楽しみしています。 (2020年12月9日 22時) (
レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
トマト女 - 続きがとっても気になります！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 5a323ea9c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2020年12月1日 23時
