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私は松村さんの部屋をぬけて、森本さんのお部屋へ。
コンコン
私 「森本さん？ご飯持ってきました。」ガチャ
中にはいると、相変わらず暗い部屋。
私 「電気つけますね？」
ゆっくり電気をつけると、ベットの上で体育座りしていた。
私 「森本さん、ご飯お持ちしました。」
私 「本日はオムライスですよ、冷めないうちにお食べになってくださいね？」
そう言い、出ていこうとするとふと森本さんが顔を上げた。
私 「あれ、森本さん。泣いてる、、、」
顔は無表情なのに涙がポロポロ出ている。
すぐにそばに駆け寄り涙を指で拭う。
私 「なにか、ありましたか？？」
森 「わかんない、嫌な夢見たのかも、、、」
私 「ここには森本さんを攻撃する人はいませんよ、安心してください。」
私は、そう言い森本さんを抱きしめた。
一瞬ビクッとしたけど、特に嫌がる事もなかったのでこのまま背中をトントンする。
森 「ねぇ、皆は家にいる？？」
私 「えぇ、5人全員いらっしゃいます。」
森 「そっか、よかった。」
そういうと、スヤスヤと眠ってしまった。
私 「さて、どうしたものか。」
森本さんは私にもたれ掛かって寝ている。
昨日は多分嫌な夢を見て寝れなかったのだろう。
もしここで私が動いてしまったらせっかく寝れたのにまた起きてしまうかもしれない。
私 「まぁ、いいか。」コンコン
するとタイミングよくノック音が。
高 「Aさ〜ん、、、？どした？？その格好」
私 「嫌な夢を見たらしい、ぐっすり眠ってる。」
高 「じゃあ申し訳ないけどちょっとの間そのままにしててくれる？」
私 「もちろん、そのつもりだった。」
私 「皆に先食べててもらって？」
高 「ごめんね、Aさんのご飯はラップしておくね。」
私 「ありがとう」
どのくらいずっとそうしてただろうか、森本さんがノソノソ動き始めた。
森 「あれ、おれ、、」
私 「お目覚めになられましたか？」
森 「ねてた、、？」
私 「はい、少しだけですが。」
森 「そっか、ありがとう。」
私 「ごはん温め直しますか？」
森 「いい、たべる。」
私 「そうですか、では私はもう行きますね？」
森 「ありがと、西園寺さん。」
私 「また眠れなくなってしまったら何時でもそばにいます、」
私は部屋を出た。
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さくら - 最近のお気に入りの作品のひとつになりました。更新楽しみしています。 (2020年12月9日 22時) (
レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
トマト女 - 続きがとっても気になります！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 5a323ea9c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2020年12月1日 23時
