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あれからジェシーさんの体調も回復し、今日はいよいよ京本さんと事務所に行く日。
京 【俺の横にいていいけど、何も喋らないでね。】
私 「かしこまりました。」
滝沢さんには事前に連絡してあり、高地さんは最後まで私の心配をしていた。
事務所につくと、滝沢さんが待っていた。
滝 「はじめまして、滝沢秀明と申します。」
私 「はじめまして、西園寺Aと申します。」
滝 「では、行きましょうか。」
滝沢さんの後についていくと、一つの部屋が。
いつもここで滝沢さんと京本さんがお話をしているらしい。
内容は最近の近況、楽しいこと、イライラしたこと、京本さんの身近なお話ばかりだった。
滝 「じゃあ、今日はここまでにしようか。」
京 【ありがとうございました。】
滝 「いえいえ、また一週間後ね？楽しい話聞かせて(微笑)」
京本さんと出ていくと、今日は機嫌がいいのか声は聞こえないけどどこかルンルンしている。
だけど、その顔もすぐに強張った。
上司 「あれ、京本じゃねぇか。」
京 【おはようございます。】
上司 「あぁ、そっか声出ねぇんだな。」
上司 「ただでさえ親のコネ使ってストレスなく仕事できてんのに、ストレスで声が出ねぇ？甘ったれてるからだよ。」
京本さんはずっと下を向いたまま。
上司 「事務所に女連れて恥ずかしくないのかねぇ？」
やばい、我慢ができない。
私 「はじめまして、私SixTONES専属の家政婦をさせていただいております。西園寺Aと申します。」
上司 「家政婦？どーせ夜のお世話だろ？」
私 「お言葉ですが、私はそんな安い女ではないので。」
私 「だいたい、お話を聞いている限り、貴方のような上司がいつまでもいるから京本さんがストレスを抱えっぱなしなんだと思うんですけど。」
上司 「はぁ？初対面で失礼じゃないか！」
私 「では、貴方が私に最初におっしゃった言葉は失礼にならないんですか？」
私 「京本さんのキレイな歌声もダンススキルも親が偉大な方だからできたものではありません。」
私 「京本さんが今まで努力して勝ち取った賜物です。」
私 「私はまだこの六人に関わって1ヶ月経っていませんがたくさんの魅力があることがわかりました。」
私 「貴方は何年いて六人の、京本大我さんの魅力に気づかないんですか？」
私 「随分節穴ですね。」
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さくら - 最近のお気に入りの作品のひとつになりました。更新楽しみしています。 (2020年12月9日 22時) (
レス) id: 63aab54572 (このIDを非表示/違反報告)
トマト女 - 続きがとっても気になります！ (2020年12月3日 0時) (レス) id: 5a323ea9c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちこ | 作成日時：2020年12月1日 23時
