コード・ブルー命の輝き (ページ15)

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カンファレンス室の前

藍沢「A久しぶりにこの色着たな…やっぱりAはこっちの方がしっくり来るな」

A「耕ちゃんだって…笑一緒に空を飛べないのが残念だけど…今日から私たち2人が戻るけど今日で三井先生最後なんだよね…三井先生とも一緒に働きたかったな…ママさん三井先生しかいないし…」

藍沢「そうだな…」

カンファレンス内
橘「三井が今日付けで休職する。三井から一言…」

三井「人手が足りない今、緋山先生がせっかく戻って来てくれたのにこんな形で抜けることになってしまい申し訳ありません。理解してくれてありがとうございます。今までありがとうございました。」

橘「ここでもう1つ報告がある…」

橘先生がそう告げた途端ざわつき始めたカンファレンス室…

橘「安心しろ…いい報告だ。特に白石たちは嬉しいんじゃないか？これから救命で働いてもらう心外から来た藍沢A先生とフェローの指導員にもなる脳外から来た藍沢耕作先生だ」

白石「え？うそ！」
緋山「んふふ。戻ってきた」
藤川「また俺と張り合うつもりか？」
冴島「A、藍沢先生…お帰りなさい」

A「ご紹介に預かりました。7年前にここでフェローを卒業し心外で働いてました藍沢Aです。緋山先生と双子で藍沢先生の妻です。よろしくお願いします。」

藍沢「脳外の藍沢だ。よろしく」

橘「Aは、今妊娠してるから内勤中心になると思うがこいつの技術で助けられる患者はたくさんいる。藍沢も脳外のトップだ…この2人から学べることは多いと思う。たくさん吸収してくれ。以上、解散」

白石「え？A妊娠してるの？」

緋山「そ！今10週目」

藤川「なんでお前が答えるんだよ
てか、戻ってくるのも知ってたのかよ」

緋山「私が診てるし、姉妹ですから笑てか、また痩せたねA」

藍沢「つわり真っ只中だ。」

A「そうなんだよね…困っちゃう…」

緋山「今日点滴して帰りな」

白石「たくさん話したいのは山々なんだけど…そろそろ仕事しなきゃね。私と藤川先生でICU行ってくる」

緋山「じゃあ私藍沢とHCU行くわ。Aは内勤中心になるんだしカルテ一通り目通しておいて」

A「了解」

内勤中心になるけど、やっぱり飛びたいなー…なんてね…今はこの子が一番大切なんだから…今日も誰も重体になりませんように…毎朝のように願うこと…だけどそんな平和な日は命の最前線の現場にはない…