3話 ページ4
『はぁ〜どっこいしょ〜‼』
「朝から貴女と作業ですか…」
今はステージの後処理をしている。深夜帯にもゲームに行くサバイバーやハンターも居るみたいで、壊された板の修復やアイテムの補充、暗号機の初期化等の仕事をリッパーさんと共に行っているんだけど…腰が‼
中腰作業には慣れてるはずだろ私っ…！あと主様！できれば女性ハンターとのお仕事にしてほしいです‼腰にチョップを入れて、残りの作業を済ませていく。
何でこのタイミングで腰をやっちゃうかな…まだ若いのに…！
「西側は終わりました。貴女は…おや」
『…お気になさらず。東側と北側は終わらせました。
私は今から南側に向かいますので、貴方はお戻りになられて…』
すると、彼は私を抱き上げて歩き出す。あれ、薔薇の杖持ってたっけ…？
「腰を痛めているなら、後は私がしておきます」
『いえお手伝いします、というかそもそも私の仕事です』
正直ありがたい。出来る事なら今すぐ戻って湿布を貼りたいし、腰を思いっきりちびっこに踏んでもらいたい。だが‼ 引き下がるのはプライドが許さない‼
全力で私は抵抗して、腕の中で身体を捻る。
負けじと彼も私を抱く力を上げる。
『…っ、と‼』
抵抗に成功したみたいで私の身体は宙を舞い、くるりと回転した後に着地する。アイテムが入った箱を持って、南側に向かう。
あ"〜腰がぁぁぁ！バキッていった〜‼
でもリッパーさんが来る前にやれる事はやらねば…。
アイテム補充を片っ端から行い、暗号機に向かう。
あぁ、板が多い‼
捕まらないように、窓枠を活用しながらステージ南を駆け巡って、捕まる頃には殆どの作業が完了した。
思い残す事無し‼
ーーーー
「お姉さん、気持ちい？」
『あ"〜…ロビー君、ありがとう…』
帰った後、主様に暫く休むように(手紙で)言われた為
廊下でばったり会ったロビー君に腰を踏んでもらっている。因みに場所は美智子様の部屋をお借りした。
床に直で寝られる為。
「…アノ、湿布ヲオ持チシマシタ…」
顔を上げると信者様が部屋の戸を細く開いてこちらを見ていた。恐らくイドーラ様から預かって来たのだろう。ありがたやありがたや…！
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寧彩(プロフ) - 雪希さん» ありがとうございます！ ぎっくり腰を書くにあたってある程度の情報は必要だなと思って調べたらあったので…丁度いいなと書いてみました。暗めの話なのに笑いを見つけてくださったなら幸いです(^^) (2020年5月31日 9時) (
レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
雪希 - すみません本当真剣に呼んでたんですけど魔女の一撃で爆笑してしまいました。ぎっくり腰のことを魔女の一撃…。作者様は博識ですね。尊敬します。展開が楽しみです、更新楽しみにしてます。応援してます、頑張って下さい。 (2020年5月31日 9時) (レス) id: 57bf457d23 (このIDを非表示/違反報告)
寧彩(プロフ) - フルグラ、リ傭・オフェ傭推しさん» ありがとうございます！ (2020年5月23日 20時) (レス) id: 28605b481e (このIDを非表示/違反報告)
フルグラ、リ傭・オフェ傭推し - 面白い設定ですね！更新お待ちしておりますっ(≧▽≦)頑張ってください！ (2020年5月23日 18時) (レス) id: d8c098f262 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寧彩 | 作成日時：2020年5月21日 0時
