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花びら*7 ページ8

入学当初の私には 「鬼龍紅郎」だなんて人は
もう【怖い】の一言ですべてを表していた

まず見たときは容姿事態に
もう恐れていた


喧嘩が強いだとかそれただの不良じゃん とかね

だが

私があの先輩の印象が変わったのはある出来事がきっかけであった


****


『うわー』と思った


「いーじゃん あそぼーよー」


ナンパだなんで人生初

「いや、あの...」

「いーから!」

といわれ腕を強引に引っ張られたときは
もう大パニック

「ほんとうにやめて!!」

と腕を降り下ろそうとしたとき


「おい」

と低い声が聞こえた


「...あ!!」


その人はだれかと思えばそう


あの 「鬼龍紅郎」というひとであった

「あ?なんだよてめぇ」

と相手の男はかかっていったのだが

「あ?」
 
と声をあげ鋭い眼光で睨み付けた鬼龍先輩

睨まれた男は相当びびったようですぐさま
にげていった

「...」


私は 『さすがだ』と心のなかで思った


ナンパが怖かった よりも
憧れ の感情の方がよっぽど強かったかもしれない
 

「大丈夫か?」

「...あ、はい!助けてくれてありがとうございます」

ペコリとお辞儀した

「ああ 男が女を助けるのは当然だろ」

優しく微笑んだその笑みは今でもわすれられない

「...嬉しいです」

「じゃあ気を付けろよ」

「はい」

そして鬼龍先輩は去っていった


....わたしはさっきの言葉を思い出した


「男が女を助けるのは当然だろ」


「イケメンすぎかよ」

もしかしたらこのときに恋は始まっていたのかもしれない

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設定タグ:鬼龍紅郎 , あんスタ   
作品ジャンル:恋愛
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琉兎(プロフ) - とても切なかったです、私個人の意見では続編も見てみたいなと思いました!!これからも頑張ってください!! (2020年5月2日 18時) (レス) id: 1d8ce20b25 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いのに終わってて草 (2020年2月8日 11時) (レス) id: c9f941ffcb (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - かっ、かっこよすぎる鬼龍先輩惚れるのも無理ない。更新頑張ってください! (2017年8月16日 2時) (レス) id: 5afa144aee (このIDを非表示/違反報告)
松城美樹(プロフ) - 凛歌@ミトグリは幻であったさん» それは、それは (2017年2月3日 14時) (レス) id: 79dddcceef (このIDを非表示/違反報告)
凛歌@ミトグリは幻であった(プロフ) - 松城美樹さん» コメント表示されなかったからわからなかったーw (2017年2月3日 14時) (レス) id: c1d8c12d8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛歌@ギャラスタ最高 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2016年10月21日 20時

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