[BTS]毒舌なマネージャーさん。

▽ ページ44

「 んっ………」


さっきから形勢逆転、ジンさんにベッドに押さえつけられてる状況で



私がしたキスと違う、大人なキス。


どれだけ逃げてもすぐに捕まる舌。



顔が熱すぎて頭がおかしくなりそう。


「…っはぁっ、ジンさ…ん」


JN「A、、好きだよ」


「…え？」


JN「好き。」


「…… っ」


JN「ほら、返事は？」


「……私も、、好きです…っ」


JN「……僕のものになってくれる…？」


「…… はい……っ、、」


JN「なに泣いてるの？笑」


「だって……ジンさんは絶対私のこと好きじゃないって…思ってたし……っ」


JN「なに言ってんの。愛してるよ」


「んっ…」


最後に触れるだけのキスを落として部屋を出ていったジンさん。


「……はぁ……」


顔がぼーっとする。


さっきまでの唇の感触を思いだしながら、ベッドに倒れこんだ。




ｺﾝｺﾝ


「ふぁいっ…！！！？」



NM「…入っていい？w」



「あ、ああ、ナムジュンさん」


ｶﾞﾁｬ


NM「どーだった。」


「………」


NM「おめでと」


「へ？」


NM「ジンヒョンの顔で分かったよ。真っ赤っかだったから。」


「あ、ああ……」


NM「それにしてもA…なかなか大胆だね…笑」


「へ？」


NM「いやぁ…まさか膝にまたがってキスするとは…」


「え？え！？ええ！？？！？」


NM「思ってたより積極的ですね」


「み、み、見てたんですか…！？」


NM「ふふ」


「さっ、さ、最低！！くそ男！！死んじゃえ！！！人間としてあり得ない！！！」


NM「おいおい毒舌が溢れてる」


「……はぁ……っ」


NM「他のメンバーたちにも言わなきゃね？」


「…」


NM「とりあえずジンヒョンのとこ行きなよ。二人で話し合いな？」


「はい…」


ｶﾞﾁｬ


リビングにいくと、ソファに座るジンさん。


さりげなく隣に座ると


JN「ぅわぁ！？？？！あ、、ご、ごめん。。」


超驚かれた。


「じ、、ジンさん…」

JN「へ、へ？」


「耳真っ赤です…」


JN「そ、そんなことないよ」


「……」


JN「……」


JN「他のメンバーには…夜言おっか」


「はい…」


そのあとテレビで映画をやっていたので見てると、肩に重みを感じた。


「…？」


見てみると、私の肩に頭を預けて寝るジンさん。


その頬にそっと触れた。


私は彼女としてジンさんに触れられる。



そう考えると嬉しくて、幸せで



いつしか自分も睡魔に襲われた。

▽→←▽

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す