私と"元"仲間の上では星が煌めいている。【kz】

thirty-three ページ33

案外早い１日だった。




勉強も、バレー部の部活も、いつも通りこなし帰路へ。




校門を出て駅に直行、、、するつもりだった。




思わず足を止めたのは、校門に宮本ゆりあが寄り掛かっていたから。




春岡の生徒は、うちの学校の下の下の下である浜田の制服を着た宮本ゆりあを




横目で見ながら、通りすぎている。




浜田より上の学校の校門を、堂々と浜田の制服を来ていられるなんて




プライドってものが無いのかな、あの人。




まぁ、私かゆうあを待ってるのだろうけど




ゆうあを待ってるってことを祈って、通り過ぎよう。




そう思って、何も気づいていないかの様に通り過ぎた




、、、が。




すぐに腕を捕まれた。




あー、待ってたの私だったのね。




最っ悪、、、、、

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