私と"元"仲間の上では星が煌めいている。【kz】

twenty-seven ページ27

「宮本達、、、、、今日は帰ってくれ、、、」




アーヤが軽蔑するような視線を向けながら帰っていった後、




脱力したように言った若武の言葉に、宮本達は驚いたような表情をみせた。




「若武くんっ、何でぇっ！？」




上目遣いをして、聞いている。




真実を知っている俺と黒木は物凄くイラッときた。




「いいから帰ってくれ、、、！」




「分かったよぉ、、、」




不服そうに唇を尖らせて、戻っていった。




アーヤを抜いたメンバーに戻る。




若武の狙いは俺たちだけで話をすること、だろう。




だが、いつになっても話し始めない。




痺れを切らした俺は、無言で帰ろうとした。




すると、若武に腕を掴まれる。




「美門、話を聞いてくれ。」




なんだよ、、、




「お前ら、アーヤに久しぶりにあってどう思った？」




どうって、、、




少しの間沈黙が続いたが、




黒木の言葉で破られた。




「変わったな、、、って。」




全員が黒木の方を向く。




「俺らが知ってたアーヤじゃなくて、




今までとは違ってて、




何て言えば分かんないけど、




全てが変わってた。」




黒木の言葉が、俺ら全員の答えだったらしく皆がまた黙りこんだ。

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