私と"元"仲間の上では星が煌めいている。【kz】

twenty-four ページ24

「ねぇ、小塚？」




ニコニコしながら近づくと、震えた顔を向けられる。




容赦はしないよ。




「あなたもさぁ、、、




気づいてたんでしょ？



私がいじめられてるとこ、見てたもんね。」




小塚は、目を見開いている。




「見られてたこと、すぐ分かったよ。




なのに、私の追放を止めてくれなかった。




結局は自分のことだけなんだよね。




あなたのなかでは私なんてどうでも良かった。



違う？




若武達に嫌われたくなかったんだよね、ずっとkzの皆と居たかっただけでしょ？




でも、それって仕方ないで済まされるかな？




済まされないよね？





ね？




私だって、皆と居たかったんだよ？




そういうのね、何て言うか知ってる？




自分勝手って言うんだよ。




皆に合わせて、『見損なったよ。』だって？




何が見損なった、だよ。




私の方があんたのこと見損なったわ。




まぁ、こんなチーム居てもつまらないだけだもんね。



今の私からすれば。」




微笑んで、次に上杉に視線を移す。




「上杉、あんたもだよ。




ほんと、呆れた。




エリートって、勉強だけじゃなくて色んな知識持ってて凄いなあって思ってたけど、




取り消すよ。




肝心なとこで、守ってくれないんだもん。




あんただけは信じてたのに、所詮お坊っちゃまだもんね！」




アハハッと大きな声で笑うと、公園に私だけの笑い声が消えた。

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