私と"元"仲間の上では星が煌めいている。【kz】

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ドサッ




嫌な記憶が蘇る。




と、同時に心当たりがあった。




行くと、、、、やっぱり。




中等部２年、宮本ゆうあ。




不良みたいなバレー部の後輩。



でもただの後輩ではない。




私をいじめてた主犯の宮本ゆりあの妹。




でも、姉が先輩をいじめてたなんて思いもしないだろう。




「ゆうあ〜？」




近づいていくと、驚いたような表情をした。




「あ、、、彩じゃん、、、」




そう言った頭をポカッと叩いてやった。




「彩先輩だろーが！」




何でこんなことしたのか聞くと、




「コイツさぁ、あたしがサーブ練してっときじろじろ見てくんだよ。」




だそう。




でも、




「今日はたまたまなんだよ、いつもは我慢してる。




一応あたしも頑張ってんだよ。」




って。




根はいいやつなんだよなぁ、、、




だからほっとけないんだよね。




部活の後輩だし。




「ゆりあ、この前やめろって言ったよね。




どんな理由あっても、ダメなものはダメなの。




もう中２なんだから、考えろ。」




いつもよりキツく言うと、ショボンとして謝っていた。




いじめられてた子の方を向いて、




「許してやってよ、反省してるから。




辛いよね、分かる。」




パサッとゆうあの頭に手をのせて、




「コイツも、根はいいやつなんだ。




同じ部活仲間だし仲良くしてやって、またなんかされたら言ってくれれば私から叱るから。」



と言った。




「あ、ありがとうございます、、、！」




キラキラした目で見られて、うっとなる私でした、、、

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