3:女王様 ページ5
学院に入った彼女はキョロキョロと周りを見渡した
「生徒会室はどこだ…?」
しばらく来てないと場所が分からなくなる
近くを通りかかった生徒に聞こうとしても生徒がいない
「仕方ない……。適当に歩くか」
1歩踏み出そうとすると横から"A…?"と声をかけられた
横を向くと黒髪で赤瞳の彼がいた
彼はとても驚いていて大きく目を見開いていた
・
・
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「凛月……」
聞こえるか聞こえないかのくらいで言うと優しくニッコリと笑った
「久しぶり。A!会いたかった…」
言い終わるとギュッと抱きついた
まるで、もう離れないとでも言うように……
「久しぶり……。凛月、留年したんだろ?聞いたぞ」
「誰からかはなんとなく想像できるから聞かない」
聞いたのは凛月の想像通りの人である
「一緒にお昼寝しよ〜♪」
「ごめんな。生徒会室に行かないとなんだ」
「え〜……」
首を横にふりイヤそうな顔をした
「なら、俺も行く♪ま〜くんもいるだろうしね♪」
ま〜くんというのは彼の幼馴染みの愛称なのだ
なんでも凛月の1つ下で世話焼きらしい
だから、凛月がこんな甘えたになったのか…
「じゃぁ、案内してくれる?」
「任せて〜♪」
凛月の後ろをついていった
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ベベンべエエェェ - 五奇人の魔王とかってどこで出てきましたか? (2022年3月26日 0時) (レス) id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
愛葉 - 桃李くんの李が違くないですか? (2021年3月6日 18時) (レス) id: bb433bc26e (このIDを非表示/違反報告)
くぅ - 頭痛が痛いみたいな?w (2019年8月1日 17時) (レス) id: 1acad08086 (このIDを非表示/違反報告)
菜月ルナ*こたぬき(プロフ) - あの、ツキウタ?とコラボしてるならタグに追加しておいた方がいいと思います。全然知らないものがいきなり出てきてかなり戸惑いましたので… (2018年2月27日 21時) (レス) id: 15c4f7a264 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - クララさん» そうですね……。作曲を作り続けたっておかしいですもんね。教えてくれてありがとうございます! (2016年12月21日 17時) (レス) id: 84dcae41db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モエ | 作成日時:2016年11月12日 20時