奇人にはもう一人奇人がいた【あんスタ】

38:女王様 ページ40

翌日、学校へ行き教室にはいると上からバラが降ってきた


渉の仕業か…


「Amazing！！おはようございます、"女王様"」

「おはよう。"道化師"」


異名で呼ばれたので呼び返したらなんか、笑い始めた


「また、その名で呼ばれるとは思いませんでしたよ」


今は"渉"だが、昔は"道化師"と呼んでいた

ってか、ほとんど異名で呼んでたな…



「Aちんは昔、俺のこと"兎"って読んでたもんな」

「俺は"鬼"だぞ？」


なんか、懐かしいな…


「学校に来たら名前に変わっててびっくりしたよ」

「じゃあ、もとに戻す？」


そう言うと、勢いよく首を横にふった


「そういえば、今日はfineでしたよね？」

「確かね」


fineには英智と渉、2年と1年が1人ずついるらしい


「はやく、knightsにきてくれよ〜」

「………おはよう、レオ」


レオがいつの間に来たのかは気にしないでおく


「うっちゅ〜！A！！」

「………うっちゅ〜」


朝のレオはいつも以上にテンションが高い


そんな事を思っているとピロン♪とスマホがなった


相手はバイト仲間の少年だ


不登校の間ほとんどバイトに入っていた


だから、家にずっといたわけではない



駆元気にしてますか?


……なぜに敬語？


駆よりも1つ年上なのは分かっているが敬語使われるとびっくりする


A元気だよ


とりあえず、そうおくっておく

39:女王様→←37:女王様

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す