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29:女王様 ページ31

屋上につくと転校生だけでなく、スバルに真緒、青メガネの子もいた


「ゆうくん♪」

「ゲッ、泉さん!?」


青メガネの子が泉の言ってた"ゆうくん"か……

大変そう……


「泉、後にしてね」

「分かってる」


「1人じゃないんですね」

「そっちこそ」」


1人だと思ったよ


「凛月、大丈夫なのか?」

「大丈夫だよ〜。Aのためならね♪」


私のためか、そんなに出来た人間じゃないんだけどね…


「それで、話って?」

「その前に自己紹介します。私の名前は、"佐倉"あんずです」


心臓が大きくドクンッとなった

隣にいた泉も凛月もレオも目を大きく見開いていた


「貴方の知ってるとおり、あの人の妹です」


その言葉を聞いて3人は私の前に出た


「それで、何の用のわけ〜?」


したを向いて話す気配のない私の代わりに泉が言った


「姉からの伝言です」


3人が身構えた

私はギュッと強く拳を握りしめることしか出来なかった


「"あんただけ、幸せになるのは許さない"」


また、始まる__

あの地獄が__



そう思うとガクガクと手も足も震えた

でも、それを隠してなんとか言った


「で、あんたは姉の復讐?」

「違っ」

「結局、ダメなんじゃん…」


小さく言った声は前にいた3人でも分かったかどうか分からない


この場にいたくなくて、逃げたくて気づいたら走っていた


後ろでは叫んでる声がした


〜凛月side〜

あんずの名字ははっきり言って忘れてた

だから、言われるまで気づかなかった


きっと、誰もあんずの名字なんて忘れてたと思う

忘れてなかったら、意地でも会わせないようにしたし……


だから、これは俺達の失態だ……


「ちょっと!あんたどうしてくれんの!?」


セッちゃんが大声で怒鳴った

それに驚いた顔をせずにいたあんず


「そんなに怒鳴らなくても…」

「違うんだよ、まーくん」


まーくんは知らないもんね


「セッちゃんが怒鳴らなかったら俺が、怒鳴ってたしね」


そう言うと、まーくんは驚いた顔になった


「Aが学院来なくなったらあんたのせいだからね…」


セッちゃんはさっきとは違い静かな声で、でもイライラしてる声で言った


セッちゃんが屋上に出ていったのに続いて屋上をでた


王様?

王様はAが屋上から飛び出した瞬間に追いかけていったよ

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ベベンべエエェェ - 五奇人の魔王とかってどこで出てきましたか? (2022年3月26日 0時) (レス) id: ce3d8a7ebf (このIDを非表示/違反報告)
愛葉 - 桃李くんの李が違くないですか? (2021年3月6日 18時) (レス) id: bb433bc26e (このIDを非表示/違反報告)
くぅ - 頭痛が痛いみたいな?w (2019年8月1日 17時) (レス) id: 1acad08086 (このIDを非表示/違反報告)
菜月ルナ*こたぬき(プロフ) - あの、ツキウタ?とコラボしてるならタグに追加しておいた方がいいと思います。全然知らないものがいきなり出てきてかなり戸惑いましたので… (2018年2月27日 21時) (レス) id: 15c4f7a264 (このIDを非表示/違反報告)
モエ(プロフ) - クララさん» そうですね……。作曲を作り続けたっておかしいですもんね。教えてくれてありがとうございます! (2016年12月21日 17時) (レス) id: 84dcae41db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モエ | 作成日時:2016年11月12日 20時

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