your voice 2 <Wataru.Y>

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松「っはは！！！」


あ・横「！？」





急に豪快に笑い出した松戸さん







松「・・・君ら２人、良く似てる。」




あ「・・・え？」





松「一見聞き分けよさそうなのに、実は我を通す末っ子タイプ」


横「!!!」


松「真面目でまっすぐだけど、融通聞かない」


あ「!!!」


松「あ、あと自己評価が極端に低すぎるとこ、あと…不器用で言葉足らずな所」









あ・横「・・・」









松(ほんと。似てる。なんか、自分が馬鹿らしくなった)



あ「…え？」







腹を抱えて一人で笑いの迷宮に迷い込んだ松戸さん









松「ぁぁぁ—可笑しい！！！！あ、そろそろ入ってきて良いですよ？」









扉の向こうに大声で叫ぶと





横「え！？」







開いた扉には









横「北山…!!! 藤ヶ谷…!!!なんで・・・ここに？」









北山さんと藤ヶ谷さん…!!!









北「いや、俺は松戸さんに最後に挨拶しようと思って・・・」





藤「俺は、渉そろそろかなって迎えに行こうと思ったら・・・」




松「ずっと立ち聞きしてたんだろ？」





藤「すみませんでした…」


北「あの…」


松「ん？」


北「松戸さん、画像って・・・」


松「あぁ、コレ？」


藤「…どうする、つもりですか？」


松「・・・どうしようかな〜」









あ「お願いします！！！・・・本当に、私と渉君は何にも・・・」









何にも？



…違う









あ(・・・私の一方的な片思いなんです…。本当に何にもないんです…。今までも…これからも…


だから・・お願いします!)









そう、私の一方的な片思い






横「…Aちゃん？」









私と携帯を交互に見合わせてふと笑うと









・









・









液晶画面に浮かぶ








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