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次の部屋に行き、ノックをしようとするとガチャとタイミングよく扉が開く。






『おはようございます。』





NJ「あぁ、A。おはよう」





中から出てきたのはもちろんナムジュニオッパ。
オッパだけですよ…自分で起きてくれるのは…





はぁっとため息をつくとオッパは苦笑いして言う。





NJ「Aには感謝してるよ」




『じゃあたまには手伝ってほしいです』




NJ「……遠慮しとくよ」




そう言って私の頭をポンポンと撫でて、みんなの所へ行ってしまった。
薄情者め…!!






ナムジュニオッパの後ろ姿を恨めしく見た後、私は意を決して部屋に入る。





『オッパ〜?起きてください』





そしてとあるベットから少し距離を置いて声をかける。ここにいるオッパはだいぶ危険で。
この前なんか寝ぼけた拍子に腕を噛まれた…。





『私、お腹空いたんですけどー』





けれど全く起きる様子のないオッパ。
仕方なくベットに近付いて布団を剥ごうとした時、





??「おはよっ!!」





『っ?!』





いきなり大声と共に背後から腕が伸びてきて、全体重をかけられる。
なんとか倒れないように踏ん張り、顔だけを後ろに向けるとすぐ真横にはテヒョンオッパの顔が。





TH「にひひ笑ね、ビックリした??」





『…重いですどいてください。』





さらりとスルーすると、「無視しないでよー」なんて言って、グリグリと頭を押し付けてくる。





TH「相変わらずAはツンデレだぁ」




『何言ってんですか』





変なこと言わないでください。と冷たく返して、オッパを引きづりながら部屋を出る。





『他のオッパたちも待ってるので、早く下行ってくださいね』




そう言ってオッパの腕を落ちあげようとすると、ギューッと後ろから抱きしめられる。そして5秒ほどそうした後、パッと腕を離して、ニカッと口を四角くして笑う。




TH「充電完了!」




ぽんと私の頭に手を置いて、階段を降りて行った。
私は撫でられた頭に手を置きながら考える。





…なんでこんなにも子ども扱いをされるのだろうか…
私、そんなに子どもっぽいですかね?
毎日必ず頭を撫でられるし…

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 紅一点   
作品ジャンル:恋愛
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のあ(プロフ) - いちごさん» コメントありがとうございます!!とっても嬉しいです!!精一杯頑張らせていただきます!! (2020年2月4日 19時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - めちゃくちゃ面白いです!頑張ってください (2020年2月4日 2時) (レス) id: 4d0761b887 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» そんな風に言って貰えて光栄です(泣)ロゼさんの事応援しながらたくさん更新して待ってます!!頑張ってください!! (2020年1月30日 7時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ - ぐわぁぁぁぁぁ 既に涙がポツリと…w悲しい感じの話が好きなんで私には嬉しいですw でも…受験終わるまで没収されるので続きが……読めない…ттあぁぁぁぁぁ… (2020年1月28日 19時) (レス) id: e951c39958 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - ロゼさん» 楽しみましょう!!!!!作者、悲しい感じのお話しか書けないんですよね…((楽しみにしててください!! (2020年1月28日 6時) (レス) id: b3b5882682 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のあ | 作成日時:2020年1月14日 11時

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