狐と人間 【小説】

古手 鶫花 ページ3

ええと、古手鶫花と言いますです。

名前の通り、古手神社で運を司ってるのです。
ボクの力は願い事の可能性が0%で無い限り報いること……小さいものでは賭事、大きいものでは人命救助。その他諸々出来るのです。

ボクの力は代々受け継がれているもので、創始様は鬼だったと言われているのですが……そうは思いません。だって可愛い。


まあ詳しい話とボクが知りたければ夜、古手神社に来ることをお奨めしますです。

あと、境内には優がたまにいるので、話しかけて勝負でもして、醜態をさらしたら願い事叶えてあげても良いですよ

ボクは気紛れですから、相手にされるのは大変かもですよ？

あ、お供え物はお酒と辛いものが良いです。え、年齢？




……100年の魔女の子孫、とだけ教えておきましょう。

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