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20時。夜の街に明かりが灯される。その色は女性らしいピンクなどに辺り一帯染められる。
男の理想と欲望が詰まったキャバクラが始まる。
やっと始まった。あの後全員のヘアセットを終え少し休憩し、今受付に立っている。
一人目のお客様がやっと来たようだ。
『いらっしゃいませお客様。ご予約は完了していますか？』
定番の言葉を聞くと勿論。と言いスマホの画面を見せてくる。ありがとうございます。拝見いたしました。宮崎様ですね。と受付としてのきまり文句を言う。
本来なら私は人と接するのがあまり得意ではないのだがここはキャバクラ。受付の問題でもうここには来ないとケチをつける奴が何人もいる。だからキャバクラに来る客には丁寧にしないといけない。変な態度でもとったら最悪クビだ。そんなの御免である。
『では、モモちゃん指名でよろしかったですね。3番テーブルへとご案内致します。』
そう言い案内しようとすると肩をトントンと叩かれる。なにか粗相をしたかと思い慌てて振り向くとお客さんは
「君、若いのにえらいね。君にもチップをあげよう」
と言い、私の手に３万円を置いてきた。これは黒服業界でもよくあることだが私は今まで常連さんにしかやってもらえなかったので内心うはうはだ。しかしここでは本音は吐けない。
『わぁ！ありがとうございます』
私がそう言うとお客さんも上機嫌になって3番テーブルでモモちゃんと酒を飲んでいた。
およそ五分後。今度はガラの悪い客がやってきた。しかし、私には動揺することは許されない。
『いらっしゃいませお客様。ご予約は完了していますか？』
そうきくと無造作にスマホを見せつけられた。うっわ。と思うが声にだしてはだめだ。
『ユノちゃん指名ですね。では5番テーブルへとご案内致しますね』
私がそう言うと何故か舌打ちをしてテーブルへと向かっていった。ムカつくおっさんめ！！なんなんだあいつは！！
そう思いながら他何人かの受付も担当し
時間交代がやってきて次の仕事は裏方の仕事だ。ボトルを持っていったり、片付けをしたり。そしてショッピさんに教えながらやらなければいけない。
それだけで難しさアップだ。
「あ、A先輩。お疲れさまです。」
噂にしたらひょっこりとすぐに出てきたショッピさん
『あぁ、お疲れさまですしょっぴさん』
そう言裏へと戻ろうとすると彼が声を上げた。
「A先輩。なんで俺のことさん付けするんですか？俺のほうが年下だからさんはやめてください」
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れもん(プロフ) - てんむすさん» わ!ありがとうございます><頑張ります~ (2022年10月4日 7時) (
レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - いつも更新を楽しみにしています。これからも投稿頑張ってください！ (2022年10月3日 19時) (レス) id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - てんむすさん» すみません...寝ぼけて間違えていました。教えてくれてありがとうございます！ (2022年10月3日 7時) (レス) id: 29b8df8d21 (このIDを非表示/違反報告)
てんむす(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて貰っています。35の後に39とはなにか、意味があるのでしょうか？謎解き要素ですか？少し指摘じみたコメントですがお願いします。 (2022年10月2日 23時) (レス) @page38 id: 7a2f8e3449 (このIDを非表示/違反報告)
@-Nene-(プロフ) - れもんさん» 楽しみにしてますね！ (2022年10月2日 22時) (レス) id: a79d027df5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れもん | 作成日時：2022年9月10日 19時
