恋する本屋さん６

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北「夕貴君は、今学生？何やってんの？」




ようやく落ち着いて席に着くと









夕「…大学３年」


北「へぇぇ！！！何勉強してんの？」


夕「…考古学」


北「え！？それって、遺跡発掘とか！？」









さっきまでのいがみ合いは何処へやら…


こうなったら、みっくんのペースで


なんだかんだで、夕貴に興味津々でどんどん突っ込んでいく









夕「まぁ、そうだけど・・・それだけじゃなくって、地層調べて…その当時の環境を調べたりとか・・・」


北「それすげーじゃん!!! え、発掘って言っても、日本もあれば海外とかもあるよね？」


夕「・・・俺はエジプト文明の研究室で、今度エジプトに行く…」




北「え！？エジプト！？！？す、すっげー!!!いいなーーー！！！俺さ、エジプトじゃないけど、一度でいいからインドに行きたいんだよね!!!」


夕「インド…去年の夏１か月バックパックしたけど・・・」


北「まじか！？どうだった！！？？」


夕「うん・・・やっぱ、凄かった・・・インドは生命が漲ってて…俺、生きてんだ！って実感したっていうか・・・」



北「だよなーーー!!!なんか、そうゆうの感じたいんだよねーーー」


夕「やっぱ、難しいの？そーゆー仕事だと…？」


北「まぁね・・・正直連休も難しいからなーー今だと…。最近は年末から１か月休みなくって、やっと今日の朝から休みだし・・・」


夕「ま、マジで！？そんなアイドルって忙しいのかっ!!! …嫌になんないの？」


北「…たしかに、あと１時間寝たい!!って思うけど…どんなに厳しい条件でも嫌って思ったことはないね」









真っ直ぐ断定したみっくん









夕「ふーーーん…」








夕貴も少しみっくんに心許してきたかな？









そんな２人の光景を日本酒のチビチビ舐めながらぼーーっと眺めていた

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