恋する本屋さん６

P201 ページ23

北「・・・あ、あいつ!!!!」



藤「なんか、台風のようなやつだね…夕貴くん」




マ「ほんと、暴れ馬な弟で申し訳ないよ」






ボー然とする私・・・横から冷たい冷気が漂ってくるのですが・・・





あ「いや、あ、その、別れのあいさつだから・・・ねー」




と言いつつも横を見れない私…




北「・・・」









知「あ、そーだ！２人に良いものあげる！！」


藤・北「え？」





ガサゴソ鞄を漁って出したのは２枚の封筒





知「ふふっ^^ 昨日、雅貴とアルバム整理してたら出てきたの！レアものだから！後で見てね^^」




あ「え！？もしかしてアルバム！？」


マ「そう、お宝ショット満載だぞ！」


あ「ちょっと！！！」


藤「あの…俺のは？」







じっと手元の封筒を見つめる太ちゃん






知「…藤ヶ谷君、大切にしてね？」






知佳ちゃんの横で頷く雅兄







藤「…はい、ありがとうございます」








あ「ちょっと！雅兄なんの写真入れたの！？」



マ「内緒」



北「ふふ・・・めちゃ楽しみです。ありがとうございます！」









そう言って私の手にそっと触れた温かい感触




横を見ると触れるか触れないかの距離でみっくんが真っ直ぐ知佳ちゃんを見つめていた









マ「ほら、知佳もそろそろ時間だろ？」







知「あら、ほんと、行かなきゃ！！！あ・・・・あれ・・・！？」









知佳ちゃんが指指す方には









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藤「加奈ちゃん…!!!」

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