恋する本屋さん６

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飛び掛かってきたのはデカくて重くて、とてつもなくヒンヤリした物体









「夕貴!!! 重い、冷たい!!つぶれる!!」





じたばたするも離れない夕貴






「ねーA−？」





あ「なに！？」

夕「ﾁﾋﾞ山さんはー？」

あ「居る訳ないでしょ？！」




なーんだ！！見せつけてやろうと思ったのにー！！と言ってすぐに離れた夕貴




あ「ってか、居ると思うなら気使いなさい！そして今何時だと思ってんのよ！！！」

夕「へへ、ゴメン、ゴメン！！！散歩してたらAの家の前着いて！
んで、お腹空いたから朝ごはん一緒に食べようかなって^^」









朝の６時から散歩って…そして一緒に食べようかなって…どーゆう神経してんだよ・・・









あ「はぁ・・・なんで、そんなに自由人なの？」


夕「自由人じゃなくて自分の気持ちに正直なだけ」


あ「便利な言葉…まぁ、いいや、私まだ寝ててパジャマなの。着替えてくるから夕貴、ポットでお湯沸かしてて」



夕「あ、だからノーブラだったのか」




あ「!!!! 夕貴!!」



夕「ははっ冗談だよ〜ほら、早く!!!」









そんな夕貴をほって部屋に戻って着替えを済まして洗面台で顔を洗って、薄く化粧をして出て行くと





なんとも美味しそうな匂い…






キッチンにいるの私のエプロンをピチピチに着こなす大男








夕「あ、勝手に冷蔵庫開けちゃった^^」



あ「ありがと、良い匂い〜」



夕「はい、コーヒー」








そう言ってマグカップに並々注いで渡してくれた








あ「あれ？パンなんて入ってた？」


お皿にはキラキラしたクロワッサン


夕「あ、これはお土産。散歩してたらパン屋さん見つけて買って来たの。でーーーきたっ！！これ、持ってって〜さぁ食べよ！」









サラダに黄色いオムレツがのったプレート



そして、豪華に並べられた朝食にいつもはみっくんの特等席に夕貴が座って









あ・夕「頂きます！」









なんだか謎の朝食が始まった

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