恋する本屋さん６

P191 ページ12

「ねぇーーー、どっちがいいと思う？」







本日１月３日なり








夕方から仕事始めの予定だったみっくんは急きょ仕事が入り、早朝私の家を出て行った









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北「ゴメン！！今日は一緒にDVD見る約束だったのに・・・」



あ「しょうがないよ！それにいつでも見れるし、ね？ほーーーら、いってらっしゃい^^」


北「・・・はーい。んでさ、そのままPV撮影とロケで・・・５日帰ってこれるかな？？
夕貴君って５日のお昼だっけ？」



あ「うん。・・・あんなにいがみ合ってたのに、見送り行くの？」



北「…夕貴くんはAの家族だし、Aの弟だしね…あ、Aはいつから仕事初め？」





…そう言うところは大人





あ「私も５日から仕事初め^^ 夕貴の見送りも兼ねてだからあまり仕事にならないだろうけど」



北「りょーかい・・・朝は難しいだろうから、行けたらメールする！んじゃ行ってきます！！！」








そう言ったのになかなか扉を開けないみっくん






あ「？どうしたの？」


北「A、いってらっしゃい、 でしょ？」


あ「うん。いってらっしゃい^^」


北「そうじゃなくって！！」


あ「え？」


北「こうでしょ」





そう言ってギュッと抱きしめて額にキスをして





北「ね？わかった？」


あ「…わ、わかった////」


北「ははっ！！ んじゃ、いってきまーーす！！」









仕事に向かって行った






・・・・・・・・・・・・・・・・・






加奈「・・・おい！A!!! 聞いてる！？」


あ「！！ごめん!! なに？」


加奈「なに？妄想でもしてた？顔真っ赤」



あ「妄想じゃない！！なんでもない!!!」








という事で急きょ加奈様に連れられてお正月セールなうなのです








あ「・・・というかさ」


加奈「ん？」


あ「セールとはいえ、買い過ぎじゃない？？」









加奈の両腕にはショッピングバッグが、１，２，３、４・・５、６・・・７!!!








後ろをピヨピヨフラフラ着いていくのにやっとの私


慣れない人ごみと加奈に連れまわされあっちこっち歩き回って喉はカラカラだし、足は棒のようだし…



駄々をこねる私に観念してようやくお店を出たものの




加奈「混んでるね・・・ワゴンでドリンク買って、公園のベンチでもいい？」
　


こうして目の前のワゴンで加奈はカフェラテ、私はホットココアを頼んで近くの公園のベンチに座った

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