恋する本屋さん６

P181 ページ2

「明けましておめでとーーーー」


知「ね、そろそろ紹介してよ！！」






キラキラ目を輝かせて２人を見る知佳ちゃん



それに対して一触触発なみっくんと夕貴…


予感的中…!!







あ「えぇっと、こちらは藤ヶ谷 太輔さん、こちらが、北山 宏光さん…」




知「はじめまして。森崎 知佳です。で…どっちがAのカレシで、どっちが加奈ちゃんのカレシ？」




あ・加奈・太「「「!!!・・・ごほっ!!!」」」






さすが・・・ぶっこんできた…!!!



せき込む３人を尻目に







北「はい、俺がAの彼氏です」


知「あぁぁ！！！だと思った^^!!!」


夕「ちょっと！！知佳ちゃん！！なんだよそれ!!!」


知「じゃあ、藤ヶ谷君と加奈ちゃん？」


加奈「いや・・・私はフリーですから^^」


太「…。」







北「知佳さんは絵本作家なんですよね？」


知「えぇ、といっても売れない絵本作家だからね、生計は現地コーディネーターで立ててる感じなの」


藤「へぇ〜通訳みたいな事？」


知「まぁそんなかんじかな？ ２人はお仕事は？」


藤・北「・・・」








顔を見合わせて思案顔





っとそこで急に・・・









夕「あぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!」









２人を指差す夕貴







!!!!!





あ「なに！？急に大きな声だして？！」


夕「思い出した…藤ヶ谷さん…んで、このチビ・・・」


北「おい！！！チビって!!!!」


夕「TV出てた・・・んで、確か雅兄が雑誌集めてたやつだ…!!!えぇっと・・・キスマイ・・・ふっと・・・２だっけ？」



北「！！！」



知「あぁぁ！！！嘘！？雅貴がよく騒いでいたグループ!!!」









夕貴も知佳ちゃんもぽかーんとしてるけど、


それ以上にぽかーんとしてる太ちゃんとみっくん









あ「どうしたの？２人とも？？」


藤「いや、あの…」


北「２人ともありがとうございます」








ぺこりと頭を下げた２人






夕・知「！！？？」


夕「な、なんで頭下げんの！？」



北「え、だってさ、別に俺らのファンって訳じゃないのに、俺らの事覚えていてくれたらやっぱり嬉しいし、ありがとうって気持ちになるよ。なぁ藤ヶ谷？」


藤「まだまだデビューして俺ら知名度はまだまだだし…やっぱりこうゆうのは素直に嬉しい」



夕「・・・」




知「・・・ふふっ、雅貴がAちゃん任せた訳が分かった♪」




マ「はは、だろ？」

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