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さん ページ3
いつもより緊張している4つの背中を眺める
今日が終われば背中の数は1つ減り、この場の末っ子は自分になる
私はいつまでもお姉ちゃんでいたかったんだけどねェ
そうこう言ってたって仕方がない、先ほどの頼み事はお姫様たちのひとつ返事で了承を得た
私たちも司くんの最後を笑顔で送り出してあげたいんだ、と真剣な瞳で見つめられて
会場前に集まる沢山の朱に
あぁ司ちゃんは愛されていたんだ と感じた
レオや泉のうちわを手にしている者も服装のどこかしらに朱色があるのが見受けられる
自分のことではないのにこんなにも嬉しくなるものなのか、と自らの緩んだ頬を抑えながら思った
曲のイントロが始まり舞台に足を踏み入れる
5人でのKnightsの、最後のステージが幕を開ける
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作者名:もちる* | 作成日時:2017年12月30日 12時