隠れて ページ8
緑side
ピンポーン
食べ終わりかけた頃、突然インターホンが鳴った。
「あれ、なんやろ。宅急便かな〜」
赤「あ、俺出たるわ。智洋さん座っとって」
立ち上がろうとしたところを止められ、しげは画面付きのインターホンの前に向かった。
赤「あれ.....」
「ん?どしたん?」
赤「照史くんやん!!どしたんやろ、はよ開けな」
あっくん......?
なんで来たんやろ.....。
なんか用あったっけなあ。
.....あっ!!
「ちょ、しげ、待って!俺出る」
赤「え、なんで?別に俺でええやん」
「いや、えっと、隠れて!」
昨日言われとったこと忘れてた。
赤「ちょ、ちゃんと説明してや!」
「昨日メール送るの忘れてん!無事家帰ったらメールするんやでって言われとって.....あとしげになんもされへんかったかも報告せえって....」
赤「え、それはあかん.....くないやん俺なんもやってへんで!?!?」
どの口が言っとるんや!!
なんて言えへんけど。俺も悪いしな。
俺なんもわかっとらん設定やし。
「もうっ、良いから隠れて!クローゼット!」
赤「なんっでやねん.....はいはーい」
しげが渋々隠れたのを確認した後、ドアを開けた。
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作者名:もちもち子 | 作成日時:2020年7月5日 22時