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ティーダ「カゲロウデイズパロ!」ティナ「少年ブレイブ1」 ページ12
いじめないでよって泣いてばっかりで
泣き虫って言うけど、震えんのも正直仕方無いと思う
孤独を敏感なまでに恐がっちゃってる俺のこと、
『勇気』は嫌ったみたいだ。
ちょっとした帰り道、その日は雨がスゲェ降ってて
俺、傘なんて持ってなくて
そしたらそこで、俺とおんなじように雨に濡れてる子犬を見つけてさ
俺って馬鹿だから、その犬に理解を求めてたんだよ
自分勝手にソイツを抱き寄せてさ
「お前は俺をいじめないよな?」
って言った。
ホント馬鹿。だから彼奴にも馬鹿にされるんだと思う。
「友達になろう。言葉じゃないところでさ。話がしたいよな」
そんな俺に悲劇が待ってた。
聴こえてきた声が盛大に
閉ざした脳を叩いた。
『彼奴は汚い』
『ソイツを騙そう』
『大嫌い』
『死んじゃえよ』
なんてやつ。
【思いの声】が一斉に、拒んでたって叩いてくるんだ。
言葉にしないような心が俺の心に突き刺さった。
あーくそ、また泣きそう。
『希望を願った罰だ』
って、孤独網の騒音は俺にこんな〈代償〉を埋め込んでた
ティーダ「その2っ!」ティナ「えっと、少年ブレイブの、ね」→←バッツ「ラスト!!」フリオ「題名言えよ……」
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