５０．【仮拠点】ut/side ページ3
sn「グルさんも、何も考えなしに戻ってきたんじゃあるまいし」
ね？、とペ神がグルちゃんの方を見る
が、グルちゃんは「え」というように焦ったままだった
tn「ぐるさん...？？」
gr「え、いや〜、あの、そうそう、...」
ut「ぐるちゃん？？俺の命無駄遣い？？」
不安げに聞くと、帰ってきた答えは、
gr「いや〜！！あっはっは！楽しそうな会話が聞こえてきたからつい！」
てへ(低音)とでもいいそうに笑うグルちゃん
え、ほんま??
俺の命そんなんのために粛清でしぬん??
shp「てか、どうやって会話聞いてたんすか」
喋り出すショッピくん
zm「たしかに」
それとともにゾムも喋り出す
gr「ん??いや、ただ帰るのはつまらんからな、
大先生にお願いして盗聴器を、ちょっと、な」
そう、これもグルちゃんの頼み
帰るんだったら現場状況の少しでも情報が欲しい
と、お願いされたのだ
まぁ、それで大人しく帰るんならええかと思って
トンちにも内緒でいろんなとこにつけさせてもらった
tn「だいせんせ??」
トントンの意識が俺に向く
「だって！！！それで大人しく帰るっていうから！！！！！」
sho「全然帰る気なかったやんけｗｗ」
人事のように話すシャオちゃん
そのシャオちゃんの方を向いて、体が止まる
思ったより、ボロボロで、大きな怪我であろう包帯と、固定された足
何も言えなくなってしまう
その俺の状況を見てか、シャオちゃんが明るく俺の話しかける
sho「なんやねんｗこんくらいどうってことないわｗ
盗聴器で聞いてたんやろ??そんな驚くなやｗｗ気持ち悪いｗ」
最後のはただの悪口やねんけど
「...ごめん」
らしくなくそんな言葉を吐いてしまった
他になんか言わなあかんて、わかってる
本人が気にしてへんこと、俺なんかが気にしたってしょうがない
でも、他の言葉が出てこぉへんかった
こんなときでも、俺はなんもできひんのか...
少し、空気が暗くなった時
gr「シャオロン」
唐突にグルッペンが口を開く
気圧するような
安心するような
バリトンボイスが
部屋中に響いた
その声を聞いて、
自然とみんな口を閉じてしまう
そんな中
「...なに...？」
名前を呼ばれたシャオロンだけがそう、返事をした
＿＿＿＿＿
主人公さん出てこないって??
書きたいシーン書かせてください(土下座)
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すやや - ﾂﾂﾞｷ……ﾂﾂﾞｷｦﾒｸﾞﾝﾃﾞ…ｽｸﾞﾃﾞｲｲﾖ…? (2020年6月26日 16時) (
レス) id: 392bac1abb (このIDを非表示/違反報告)
月 - ｱｱｱｱ続きがあああああぁぁぁ…………………………………あっ更新頑張ってください!!!!! (2020年5月9日 14時) (レス) id: f2a5c7d6f6 (このIDを非表示/違反報告)
みらい(煽り組推し) - 続編おめでとうございます、今日見つけて一気に読みました！また新しい楽しみが増えたZ☆A更新待ってます！ (2020年3月31日 18時) (レス) id: b1b939eaac (このIDを非表示/違反報告)
みさいる - 続編おめでとうございます！！これからも更新頑張ってください！生暖かい目で見守っていますネ！ (2020年3月30日 20時) (レス) id: a13634a158 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mochiharami | 作成日時：2020年3月30日 13時
