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さっきよりは顔色も良くなって、呼吸も落ち着いてきたみたい。よかった。手を振りほどくのももったいないし、宿題もできないから、先輩の寝顔見てよう。先輩と向き合うようにベッドに頭を乗せて気づいた。こんなに近くで先輩の顔見るの初めてだ。肌キレイだなぁ。まつ毛長いなぁ。
先輩のことを知れば知るほど、先輩のことを好きになっていく。例の噂もあったけどそんなこと…気にならないって言うと嘘になるけど、知っても嫌いになんてなれなかった。俺の中の先輩は可愛い人で。今日だって、風邪で苦しんでるのにこんなこと言うのはどうかと思うけど、あまりの可愛さに好きが溢れて困っちゃう。
「先輩、好き…」
しまった。溢れ出てしまった。１回口に出してしまったら、なんかスッキリした。落ち着いたというか納得したというか。誰がなんと言おうと、俺は高木先輩が好き。
なんか眠くなってきたな。珍しく早起きして宿題したからかな。
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目を覚ましたら、目の前にありおかくんがいてビックリした。ほんと、目の前なんだもん。あれっ?!私、ありおかくんの手…。ありおかくんの手の下になってる方の手を抜こうとしたら、キュッと握られて。ありおかくんを見たらまだ寝てるし。なんか嬉しくなっちゃって、このままでいいかって。片手を緩く握られたまま、もう片方の手をありおかくんの髪の毛に伸ばした。ふわふわだぁ。
まだ起きてたいのにぃ。勝手にまぶたが閉じていくのを感じて。両手でありおかくんの手を包み直して、また目を閉じた。
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ゆー(プロフ) - こむぎさん» 続きも楽しんでもらえるよう、頑張りますね。コメント嬉しかったです。ありがとうございました。 (2019年4月20日 3時) (
レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
こむぎ(プロフ) - 続き、楽しみにお待ちしております！ (2019年4月19日 17時) (レス) id: 6f30dadff4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー | 作成日時：2019年2月25日 17時
