呼んで ページ27
あっ!ありおかくんだ。
何気に外を見たらありおかくんがいた。お昼を早く食べて、残りの時間で山田とサッカーしてたらしく、校舎に戻ってくるところだった。
「あーりお…ぁ」
ありおかくんを呼んで、手を振ろうとして…出来なかった。だって、ありおかくんのクラスに行ったときに一緒にいた女の子が「だいきー」ってありおかくんのとこに行ったから。だ、いき?……だいき?!
「ねぇ、ありおかくん」
「ん?」
いつまでもウジウジモヤモヤしてるのもイヤだから、思い切って聞いてみよう。
「あの…ね、前にありおかくんのクラスに行ったときに一緒にいた女の子…仲いいの?」
「……あぁ、女子の中では1番仲いいかな。あいつがどうかした?」
あいつ……。
「……名前、で呼んでた、から。ありおかくんのこと」
繋いでた手をギュッと握られて、え?と思って顔を上げたら、キラキラした目で私のことを見ているありおかくんがいた。え…なに…。
「先輩!先輩も俺のこと名前で呼んで!」
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ゆー(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございました (2019年5月1日 9時) (レス) id: 51cc9e921a (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月1日 5時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆー | 作成日時:2019年5月1日 0時