100.ってやつ ページ50
Aside
A「沖田くん、探してたってことは何か私に用があったの?」
沖田「まぁ、」
何やらようがあるみたいだけど、言葉を濁らせる沖田くん。なんだか珍しいし、様子が変だ。
さっきから目を合わせてくれないし..
A「ねぇ、私からも質問していい?」
沖田「なんですかィ」
A「沖田くんは私のどこを好きになったのかなぁーって、」
バッと勢いよくこっちに振り向いた沖田くん。思わず体がビクッと震えた。
沖田「なんか言われやしたか。」
A「とくには..」
お互い何も言うことなく少しの沈黙。これを壊ったのは私のスマホの着信音だった。
A「もしもし?」
神楽「A!今どこアルか?そろそろ戻ってこないとマズいネ!!」
A「うん、わかった。すぐ行く...沖田くんさっきのはやっぱ聞かなかってことにして..」
沖田「明日、空いてやすか。」
A「明日?空いてるけど、」
明日は月曜。本来なら授業があるけど、文化祭のため振替休日になっている。
沖田「これ、一緒に行きやせんか。」
渡されたのは水族館のペアチケット。
A「..でーとっていうやつですか。」
沖田「デートっていうやつでさァ」
A「..いきます。」
沖田「んじゃあ、そんときに俺がどれだけAのこと好いてるか教えてあげまさァ。」
そう耳元で言い残して去っていった。
A「なに、それ、」
今の私はきっと真っ赤で、なんか耐え難くなって、顔を手で覆いその場にしゃがみ込んだ。
もうすでに身がもたないんですけど、、明日大丈夫かな。
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文化祭編これにて終了です!
次は初デート編、続編でお待ちしております。
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千穂(プロフ) - カリリンさん» コメントありがとうございます!これからもぼちぼちお話載せていきますので読んで貰えると嬉しいです! (2021年10月14日 23時) (レス) @page31 id: 11db0d2403 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 面白いです! (2021年10月14日 3時) (レス) @page30 id: 218ce9832b (このIDを非表示/違反報告)
千穂(プロフ) - 内藤。さん» コメントありがとうございます!!なかなか返信できなくてすいません。作者の都合により更新がめちゃくちゃ不定期になって申し訳ないです。できる限り頑張りますので待っていてくださると幸いです! (2021年9月2日 13時) (レス) id: 11db0d2403 (このIDを非表示/違反報告)
内藤。 - めっちゃキュンキュンします!次の投稿楽しみにしてます! (2021年6月20日 1時) (レス) id: c44f8901d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:千穂 | 作成日時:2021年3月12日 21時