隠れ美人、ヒロインになる。【沖田総悟】

92.クラス ページ42

Aside


A「ごめんね、神楽ちゃん遅れちゃって..」


神楽「全然大丈夫アル！」


結局、あの後も沖田くんからの質問攻めが続いた。そのせいでクラスのシフトに遅れるなんて．．


沖田「うーっす。」


神楽「おいお前どこほっつき歩いてたアルか？！とっくに休憩時間終わってんだヨ！！」


沖田「あー、」


神楽ちゃんの問いに言葉を濁す彼。特に言い訳考えてなかったのね。


沖田「彼女と会ってやした。」


A「？！」



盛り上がっていたクラスが一瞬静寂に包まれ、バッ！とクラスの視線が沖田くんに集まる。


モブ1「それってミスコンの子．．だよな？」


沖田「そうでィ。」


モブ2「会ってたなら連れてこいよ！！俺も話して見たかったぁー！！」


再びさっきまでとは違った意味で盛り上がる教室。



A「(凄く居づらい‥)」

今更ながらなんか...うん、恥ずかしくなってきた。




妙「さぁさぁ、みんな！無駄口叩いてないでさっさと持ち場について！このままじゃ勝てないわよ！！」


A「た、妙ちゃん..(助かったぁ。)」


妙「何がなんでも優勝するわよ！！！」



クラス「おォォ！！」

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