90.説明 ページ40
Aside
沖田「へぇ、つまりまんまと担任に唆されてミスコンにでたと。」
A「でも...ジンクスって本当なんでしょ..沖田くんミスタコンでたら絶対優勝しちゃうじゃん、」
沖田「はぁ、」
ばたんっ、とまた私の方に倒れてきた沖田くん。私の肩に額を当てて大きなため息。
A「?」
沖田「..なんで昨年俺が優勝してないか、わかりやすか?」
耳元で聞かれて体が無意識にピクリと反応した。理由なんて一つしかないじゃないか。
A「なんでって、クラス代表に選ばれなかったからでしょ?...ん?沖田くんよりかっこいい人っていたの?」
ファンクラブが存在しているのは、凛々花ちゃんと沖田くんの2人。沖田くんを超えるイケメンがいたら知っていてもおかしくないよね。
沖田「..代表に選ばれた俺が大人しくミスタコンに出るような真面目ちゃんだと思いやすか?」
A「.....思わない。」
沖田「そーいうことでィ。」
A「えっ、えっ?!」
つまり、沖田くんは昨年のミスコンをサボってたってことで、たぶん今年もそうするつもりだった。ってこと?
もしそうなら、私は一人で勝手に勘違いした挙げ句、嫉妬して、それを今ひけらかしてる状態...私沖田くんのこと好きすぎじゃんか。
カァッと顔に熱が集まる感覚がして思わず両手で顔を塞ぐ。
沖田「まんまと担任に嵌められやしたね。Aが出て優勝すればポイントは他クラスに入らねーし。俺もコンテストに出ざるを得ないことになりまさァ。そんで優勝したらうちのクラスに得点が入る。」
A「うぅ、」
沖田「ま、俺は彼氏のこと取られたくなくって必死になってるAを見れて満足でさァ。」
A「もう無理、穴があったら入りたい。」
沖田「なんで?かわいーのに。」
A「...許すまじ、坂田先生。」
201人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千穂(プロフ) - カリリンさん» コメントありがとうございます!これからもぼちぼちお話載せていきますので読んで貰えると嬉しいです! (2021年10月14日 23時) (レス) @page31 id: 11db0d2403 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 面白いです! (2021年10月14日 3時) (レス) @page30 id: 218ce9832b (このIDを非表示/違反報告)
千穂(プロフ) - 内藤。さん» コメントありがとうございます!!なかなか返信できなくてすいません。作者の都合により更新がめちゃくちゃ不定期になって申し訳ないです。できる限り頑張りますので待っていてくださると幸いです! (2021年9月2日 13時) (レス) id: 11db0d2403 (このIDを非表示/違反報告)
内藤。 - めっちゃキュンキュンします!次の投稿楽しみにしてます! (2021年6月20日 1時) (レス) id: c44f8901d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千穂 | 作成日時:2021年3月12日 21時