隠れ美人、ヒロインになる。【沖田総悟】

86.自己紹介 ページ36

Aside



A「えっと...コ、“コノミ”です。」


司会「コノミさん？」


A「はい、」


司会「年齢と参加した理由をお願いします！」


A「高2です。参加した理由は、ば、罰ゲームですね、はい。」


ちょっと、あたふたしたけどギリ答えられた。ちなみに名前は近くにあったお好み焼きの屋台の暖簾からとった。理由は適当。


司会「そうなんですね〜では宜しくお願いします！」


A「こちらこそ、宜しくお願いします。」



ペコっとお辞儀をして顔をあげると、遠くからブンブン手を振ってる神楽ちゃんを見つけた。ん？んん？？



隣にいるの..沖田くん、だよね、うん、あの無表情っぷりは絶対そう。じぃっとこっち見るのやめてほしい。



A「(てか、何でいるの？！)」



司会「はい、以上がミスコン参加者の皆さんです！さっそく審査にいきましょう！！」



一度ステージ裏にはけるとき、私の目に映ったのはニヤけている坂田先生と不機嫌そうな沖田くんだった。

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