81.待ってます ページ31
沖田side
A放課後、教室で待ってます。
部活の休憩中に送られてきたメッセージ。どうやら彼女はメッセージアプリでのやりとりにもなれていないらしい。そういうところも可愛らしいから俺としてはアリだ。
沖田「(それにしてもなんで敬語…)」
彼女の方から学校で何か仕掛けてくるのは珍しい、いや初めてかもしれない。
そんなこともあってか残りの部活の時間が異様に長く感じられた。
沖田「ったく、土方さんは毎回話が長すぎまさァ。」
実際部活が終わったのは予定時刻よりも二十分も遅れた。それもこれも土方のせいだ。
最終下校時刻を過ぎた校舎は静まり返っている。もしかしたらAももう帰ってるかもしんねーな、なんて思いながら教室のドアを開けた。
沖田「A?」
教室に入ると何故か俺の席で机に突っ伏している彼女。近くには彼女の鞄とマフィンが置かれていた。
沖田「(...もしかしてこれを渡すために?)」
とりあえず俺はAの前の席の椅子に腰を下ろした。
“今日は俺が日直だから19:15までには帰れよ、あと羽目を外しすぎないよーに!!”
by頼れる優しい担任
なんていう置き手紙は見なかったことにしておく。
201人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
千穂(プロフ) - カリリンさん» コメントありがとうございます!これからもぼちぼちお話載せていきますので読んで貰えると嬉しいです! (2021年10月14日 23時) (レス) @page31 id: 11db0d2403 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 面白いです! (2021年10月14日 3時) (レス) @page30 id: 218ce9832b (このIDを非表示/違反報告)
千穂(プロフ) - 内藤。さん» コメントありがとうございます!!なかなか返信できなくてすいません。作者の都合により更新がめちゃくちゃ不定期になって申し訳ないです。できる限り頑張りますので待っていてくださると幸いです! (2021年9月2日 13時) (レス) id: 11db0d2403 (このIDを非表示/違反報告)
内藤。 - めっちゃキュンキュンします!次の投稿楽しみにしてます! (2021年6月20日 1時) (レス) id: c44f8901d7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:千穂 | 作成日時:2021年3月12日 21時