隠れ美人、ヒロインになる。【沖田総悟】

79.お誘い ページ29

Aside


あれから無事に皆マフィンを焼き上げた..のを見た部員の皆からどうしても入部してほしい！って言ってもらえたのでそのまま家庭科部に入ることが決定した。


部員1「あっ、藤宮さん！あとちょっとで片付け終わるから今日は先帰っていいよ〜」


A「ありがとう。」


妙ちゃんはどうやら家の用事があるみたいで随分前に帰って行ったから今日は一人だ。そして手元には一つのカップケーキ。


沖田くんに..なんて思ったけどまだ部活終わってないだろうし、連絡入れて教室で待ってようかな。


銀時「おー藤宮ちょっといいか。」


A「..なんですか。」


銀時「なんでそんな迷惑そうな顔すんだよ。」


A「実際迷惑ですから。」


銀時「なんか俺に対する態度だけ酷くね？！」


A「で、何かようですか？」


銀時「今度の文化祭でミスコンでねぇ？」


A「出ませんけど。てか出るわけないでしょ。」


銀時「そこをなんとか！」


A「なりません。」


銀時「ちぇっ、お前が出れば優勝間違いなしなのにな。もったいねー。男の方は沖田で決まってんだけど。」
　

A「えっ、沖田くんミスタコンでるんですか？」


そーいうの興味ないし、面倒くさいとしか思わない人だと思ってた。


銀時「各クラス一人ずつ出さねーといけないから勝手にエントリーさせといた。」


A「最低ですね。」

銀時「しかたねーな藤宮が駄目ならうちのクラスからは志村でも出すか。」

A「最初からそうしといてくださいよ。」

銀時「A組の香山に勝てるやつはお前くらいしかいねーから誘ったんだわ。あ、そうそう...」

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