モブになりきるためには【名探偵コナン】～④～ (ページ38)

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『ひゃあああああああ！！！！！！！』

ーガコン…ガタン…プシュー

梓「楽しかったね～Aちゃん！」

『あじゅしゃちゃん…つよいね…』

安室「梓さん、Aさんが喉が渇いたそうなのでお茶か水買ってきてもらえますか？」

『え、』

梓「じゃあそこのベンチで待ってて下さいね～！」

タタタタ…

安室「A。ほら肩に手を回せ」

『ふぇ…』

安室「無理して合わせやがって」

『ううっ…』

腕を回すとひょいっと抱き抱えられベンチまで運ばれる

『きもちわるい…』

安室「苦手ならそう言えばいいだろ…」

『だって…梓ちゃんが楽しそうなんだもん…ううっ…私もみんなと乗りたかったの…』

安室「はぁ。全く…」

肩を抱かれ優しく撫でられる

安室「落ち着くまでじっとしてろ」

梓「おまたせ～！Aちゃん、はいカフェオレ！」

『ありがとう梓ちゃん！』

梓「次は何乗る～？Aちゃんは何乗りたいっ？」

安室「あ、梓さん！僕ゴーカート乗りたいです！そして梓さん！Aさんとの2人きりの観覧車を賭けて勝負しませんか！？」

梓「いいですねー！乗りましたその勝負！！負けても文句ナシですよ安室さん！」

安室「手加減してくださいよー梓さん～！」

『…いやいやお前が勝つ気しかしねーよあむぴ』

安室「ん？何か言いましたかAさん？」

『なんでもないっす』

－－－－－－－

梓「何でですかぁ～！？！？最後の最後で追い越すとか悔しいですっ！！」

安室「アクセル全開でやっと最後追い越せましたよ梓さん！運転上手ですねー！！でも！約束は約束ですよ！」

梓「そうですね～…悔しいけどAちゃんとの観覧車デートは安室さんに譲ってあげますっ」

安室「そうと決まればAさん！早速行きますか！」

『へ…』

梓「行ってらっしゃーい！私お土産見てくるね～！」

『あじゅしゃちゃん…』

安室「さ！行きましょうか！Aさん！」

『ひっ…』