モブになりきるためには【純黒の悪夢】 (ページ11)

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今日は…東都水族館に…行くんだっ…

赤井「そんな身体じゃ何処にも行けんな」

『行くしっ、行くもんっ！』

赤井「ホォ。何処にだ？」

『とっ、東都水族館…』

赤井「誰と？」

『…1人で…？』

赤井「あれ程1人での行動は避けろと言ってるのがAには伝わらないのか？」

『違う…けど、わかる、わかるけど私行かなきゃ…』

赤井「何か訳ありか」

『うん…それに！！私水族館行きたかったし！前から！』

赤井「今度じゃダメなのか？」

今度っ！？

だってその今度があってもずっと先だぜ！？！？

むしろまたリニューアルするのかすら分かんないぜ！？

『初日に行くからレアなんじゃん…』

赤井「ハァ。分かった。ただし、俺からの連絡は直ぐに出ろ。いいか？」

『うん！分かった！やった！赤井しゃんありがとうっ！！！』

赤井「…ハァ」

時間はまだ8時。いける！！！！

めっちゃ急いで準備した！

脚腰ヤバかったけど！

今日はレギンス！(防弾タイプ)

防弾ベストの上にオーバーサイズのTシャツ！

そして強力なシールド内蔵のバックパック！

防弾のニット帽！！

完璧な装備ですっ！

怪盗キッドにもバカにされません！！！(根に持ってる)
(※本編参照)

『赤井しゃん！行ってくるね！』

赤井「何で行くんだ？昨日のバイクか」

『へっ！バレてた…？』

赤井「毎度毎度、バレないとでも思うのか？」

『いえ思いません。100%バレます。』

赤井「分かっててコソコソするよなAは。」

『もう何も言えねぇ！バイクで行きます！そして帰りにそのバイクお返ししてから帰ってきます！その足で工藤邸に向かいますのでお許しください！』

赤井「GPSで把握済みだがな。気をつけて行ってこい。おそらく俺は昨日の件でAの相手をするのは難しそうなんでな」

『うん、だよね。知ってる。今度落ち着いたらまた遊びに行こうね？』

赤井「ああ。そうだな」

ポンポンと頭を撫でられた。

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