勇者(に憧れる子)になった女の子 (ページ11)

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1話-9 ページ11

オス！僕アルマース！魔王を成敗しに来た正義の勇者だ！

「あっさり負けたけどな」

ところがどっこい！本当の戦いはここからが始まり！！

勇者はピンチの時、真の力に目覚めるようにできているのさ！

「便利だなぁおい」

穏やかなココロを持ちながら、

激しい怒りによって目覚めた勇者アルマースが、

諸悪の根源マオを成敗する！

みんな！オラに勇気を分けてくれ！←

「オラって言うな！」

次回！『魔界スーパーアルマースＺ』最終回！

『マオの最期』

もちっとだけ、続くよ！

「うぬぅうう！そのような最終回は絶対認めんぞ！絶対阻止してやる！」

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謎の女「サイは投げられた」

謎の女「これより第三中隊は私の指揮に従い、プランDを実行する！続け！」
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「なぜだ！？なにゆえ我が負ける！？我は勇者の称号を手に入れたんだぞ！？魔王になど負けるわけが無い！」

『ぼ、僕にそんなこと言われても…勇者になったからって、絶対に勝てる訳じゃあ…』

「お前は何を言っている！勇者が魔王に負けることは絶対ありえん！」

「我の計画が狂う筈がない！我は研究したのだ！これら数々の資料で！」

『…あっ、これって！超勇者シリーズのゲームじゃないか！僕も同じのを持ってるよ！』

『超勇者クエストに、超勇者ファンタジー、超勇者の栄光に超勇者の伝説まである…うわぁ！魔界でも流行ってるんだ！』

アルマース自体の心が反応してるのかな！興奮してきた

『あっ、この漫画も！このアニメも！超勇者超合金まである！？』

『もしかして、マオ様も超勇者に憧れてるの？』

『だったら勇者の誓いも言える？あれかっこいいよねー！勇者の中の勇者って感じでさ！』

『先月発売のコミック最新刊買った？邪神ギグに負けたと思ったら、奇跡の復活逆転！燃えるよなぁっ！…て、あれ？』

「わ、我が…超勇者に憧れるだとぉ？」

ﾋﾟｼｬｧｧｧﾝ!!

「何たる屈辱！何たる辱め！」

「勇者は大嫌いだと言ったはずだ！これはは全て、我が野望を実現するための研究資料に過ぎん！」

『ごごごっ、ごめんなさい！確かによく見ると、この超勇者超合金はボロボロだね…』

「フン…お前、覚悟は出来ているな？勝てるはずの魔王に負けた責任は重いぞ…」

『ええ！？僕の責任なの！？』

「当たり前だ。さもなければ我が負けるはずは無い」

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