プロローグ ページ1
『ふぁあ…』
「A、寝不足？」
『んー、そうかも』
私、紫祈祝A！
今年で高校1年生だ。
「まったく、勉強しすぎでしょ…」
『いや、ディスガイア3見てた』
「まぁたディスガイアー？」
なによまたって！好きなんだからええやない！
※夢主が関西弁なのは作者の性癖ですごめんなさいでした
『マオ様かっこええし、勉強放棄したってええやろー？』
「ダメだよ！てかそろそろ定期考査だよ？いいの？」
……え？
『あぁああ！！！そうじゃんかぁ！！』
「今思い出したの…？;;」
『しゃあないやろ！忘れてたんだからさぁ！』
信号が青に切り替わる
『ほら、渡るよ』
「はい、はい。」
「おぉい！走って渡れ！！」
『ん？なんだろ』
「さーねぇ」
すると、後ろからものすごい音がした。その音は右にいる友達の方に…
『危ない！！』
「え…」
─────────────
No side
ドンッッ
ｶﾞｼｬｧｧｱｧｧｱﾝ…
「女の子が下敷きに！」
「救急車！救急車よべ！」
「はっ…え？A？」
『…ん、怪我、なぁい？』
「ないよ。それよりも、Aが！」
『…ごめぇん。意識遠くなってきてんだ』
「えっ？ねぇ、嘘でしょ、もう少し耐えて！あと少しで来るかもだから！だから」
ﾎﾟﾝｯ
「…っ」
『これさぁ、見事に突き刺さっててね…失血確定なんだぁ』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
「も、しゃべらないで」
『だから、私の部屋にあるミサンガ、貰ってね…』
「だめ、それ前言ってたアンタの宝物じゃん」
『あんたがつければ結局変わらないことよ…』
「ねぇ、A。まだ若いじゃん笑まだ、生きようよ」
『はぁ…諦めわりぃなぁ、君は…手ぇ、貸して』
「っ」ｽｯ
『ｷﾞｭｯあはは…あったかぁ…ね、』
「なに。」
『私の人生短すぎるからさ、その分100歳超えて生きて…』
「…わかったよ。…？A？A！？返事してよ！ねぇ！っうぅ、あ”あぁ””ああ！！！」
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作者名：ユアさんの小説 | 作成日時：2023年11月16日 22時
