【おそ松さん】ドS病。

12 ページ13

『なぁ、母よ…』

母「…何かしら？A」

『一体何があったんだこれええええええ！！！』

母「ふふ…私が聞きたいわよ」

母の頬をつぅーと涙が伝う

赤い色が目に焼き付く

消防車のサイレンが耳をつんざく

お「あーあー。まさかAの家が今近所で有名な放火魔に燃やされるとわねぇ」

笑いごとじゃねぇぞバカ…といつもなら言うところも今日は声がでない

……今後どうなるんだよ私は。軽く絶望状態だよ


次の日…＿＿＿

母「と、いうわけで。実家に帰るわよ」

あー…あのド田舎に転校か…面倒

母「なんだけど！Aは残ってね！」

『あぁん？』

母「え、何か不満だった？転校手続き面倒だしAもこっちにいたいかなと思って」

おお、母よ…ありがとう。一人暮らしもしてみたかったし

母「だから松野さんとこにお世話になってね。もう話は通してあるから！」

……なんつった今。松野家にお世話に？は？はあああああ！！？

『いやいやちょっと待って！？か弱き乙女をあのなかに放り込むと！？気は確かか母よ！！』

抵抗もむなしく松野家へ

さぁ…これからどうなるんだろうね。私にはマジで最悪な光景しかうかばねぇよ

13→←11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す