（仮）【mn】 (ページ2)

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私は言ちゃんがずっと好きだったから同じ東大を受けようと思ったけど私は桜乃みたく要領がいいという訳でもなくて最初にやった模試でいい点数が取れず自信をなくしてしまった為諦めてしまった。

桜乃が東大を受けると知った時言ちゃんと一緒でいいなあと思っていた。

その頃が1番幸せだった。3人と家に集まって勉強をしたり息抜きに海に行ったり。本当に幸せだった。

大学受験を終えて桜乃と言ちゃんは東大、私と問ちゃんは都市大に進学することが決まった。

とりあえずおめでとうを言い合って頑張ったね会を終えて帰る時だった。

「言ちゃん！ちょっと2人で話さない？」

gn「ん〜。いいよー。
　ごめん2人で先帰ってて〜」

mn「はーい」

すごい嫌な予感がした。
桜乃は言ちゃんが好きなんて聞いてない。なんなら私が言ちゃんが好きだってことを薄々勘づいているとも思っていたから。

でも…言ちゃんを呼び止めた桜乃の顔を見て確信に変わっていた。

あ…桜乃は言ちゃんに告白するんだ。

「…A！」

『わ！な…なに？』

「なに？じゃないよ〜さっきからボーッとしてたじゃん！大丈夫？」

『う…うん大丈夫！じゃあ問ちゃんと先帰るね』

「はーいきをつけてね〜」

手をふって2人に背を向けた