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連れ込まれた場所で手や足は縛られてしまい、動きを封じられる。
「………痛いんだけど。」
「暴れられると面倒だからな。あんた捕まえれば直樹もくるだろ。」
伍代を呼ぶための人質。
「卑怯だね。こうやって人質とって、人数集めたりして。そんなことするようなやつだから伍代に話聞いてもらえないんじゃないの？」
「は？」
「伍代のツレだったんでしょ？それなのにどうしてこんなことできるわけ？さっきだって、」
「てめーに何がわかるんだよ！！！」
バンッ
乾いた音ともに頬に痛みを感じる。
キレた間宮に思いっきり頬を叩かれた。
衝撃で口が切れてしまい、口の中に鉄の味が広がる。
痛った……
まじ、痛いんだけど。
「何も知らねぇやつは黙ってろ！！」
「よく知らないけど！でも相手を裏切ることはしちゃだめでしょ。少なくとも伍代は絶対裏切らない。」
「……あーもう！本当うるせぇな！！」
近くにある段ボールを蹴って怒りをぶつける。
この人は伍代のツレだから、絶対悪い人じゃない。こんなことしてるけど、人の気持ちがわかる人なはず。だからこんな状況でも話せばわかるんじゃないかと思ってただ、ただ必死に訴えかけていた。
「調子乗んなよ。今自分の状況分かって言ってんのか？」
「………どういう意味？」
「おい、おまえら直樹くるまでこの女好きにしていいぜ。」
話したらわかるなんて見当違い。
私の考えが甘かったと気づく。
「まじ？」
「よっしゃー」
間宮が声をかけると奥にいた仲間がこっちに向かってくる。
そこでようやく自分の置かれてる状況に焦って間宮を睨み付ける。
「あんた本当に最低だね！！」
「最初から大人しくしてればこんな目には遇わなかったのにな。」
あーこれ本当にやばい感じだ。
どうしよう……
どうにか逃れる方法を必死に考える。
「じゃあ、遠慮なくー」
でもそんな考えてる間もなく、目の前の男たちは躊躇いもなく着ていたブラウスに手をのばしてくる。
「やめて！！」
必死に抵抗し、もがいても、手足は縛られて、押さえつけられているため身動きがとれない。
ブラウスのボタンが飛び、あっという間に前が全開に。シャツを肩から一気に下げられ上半身が晒される。
「うわ、いい体してじゃん。」
「この女当たりじゃね？」
「離して！！！やめて！！」
早く、早く助けにきて
必死に叫び、
強く願ったそのときだった………
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みお(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！ (2022年6月25日 22時) (
レス) @page13 id: a084972b78 (このIDを非表示/違反報告)
みゆり - こんにちは！急なんですけどなんか最近伍代くん関連の作品キスシーン多くないですか？妄想が止まらなくて読むたびにカッコいい伍代くんに半殺しにされてるんですけど…。これからも更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年6月18日 13時) (レス) @page4 id: 62691ac6fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優奈 | 作成日時：2022年5月9日 23時
